♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

英国SSWやフォーク・ロックの原盤レビュー&レコハン日記中心のブログです

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Keef James ‎/ One Tree Or Another

Keef James ‎– One Tree Or Another
●Keef James/One Tree Or Another(1972年 米原盤LP Rare Earth R539L)
A1 Once In Your Life
A2 Life Is A Knight
A3 Fly Away
A4 Pieces
A5 Somewhere

B1 One Tree Or Another
B2 Find Your Own Way
B3 Changing Days
B4 Turn Back
B5 Feel Free To Come Home

このレコード、以前店頭で見掛けた事はあるんですが、米国SSWものと勝手に思い込んでスルーしてました。本当は英国人なんですね。最近は米原盤でも安ければ買っちゃうので、米原盤で恐縮ですが、超久し振りに紹介させていただきます。ただし、以前みたいに詳細ではなく、概略だけですが。

アンリュルー・オールダムが共同プロデューサーで名を連ねてます。内容は、全曲彼が作っており、英ポップ系SSWものといった感じです。全編オーケストラ・アレンジが施されてますが、それが効果的で、そこまでには及びませんが、ピート・デロやハニバス的な雰囲気もあり、なかなかの佳作だと思います。午後の紅茶的って感じですかね。

DJ向けの情報ですが、 "B2 FIND YOUR OWN WAY"の中盤にナイスなDRUM BREAK収録!
スポンサーサイト

Fleetwood Mac/Then Play On

then.jpg
●Fleetwood Mac/Then Play On  (1969年 英原盤LP REPRISE RSLP 9000)
Side A:
1."Coming Your Way" (Danny Kirwan) – 3:47
2."Closing My Eyes" (Peter Green) – 4:50
3."Fighting for Madge" (Mick Fleetwood) – 2:45
4."When You Say" (Kirwan) – 4:22
5."Showbiz Blues" (Green) – 3:50
6."Underway" (Green) – 3:06
7."One Sunny Day" (Kirwan) – 3:12

Side B:
1."Although the Sun Is Shining" (Kirwan) – 2:31
2."Rattlesnake Shake" (Green) – 3:32
3."Without You" (Kirwan) – 4:34
4."Searching for Madge" (John McVie) – 6:56
5."My Dream" (Kirwan) – 3:30
6."Like Crying" (Kirwan) – 2:21
7."Before the Beginning" (Green) – 3:28

スタジオものとしては彼らの3枚目のアルバムになるのでしょうか、ブルーホライゾンからリプリーズに移籍して、そこでの1枚目のアルバムになります。シングル曲の”Oh Well”が売れた為、アメリカ盤では何曲かカットされ、”Oh Well”が収録されてますので、注意が必要です。

ブルーホライゾン期もブルース一色という訳ではありませんでしたが、基本的にはブルースロックでした。エルモア・ジェイムス・フリークのJeremy Spencerは、内側のジャケには写っておりますが、演奏には参加していないようです。よって、GreenとKirwanの双頭アルバムと言っていいのではないでしょうか(リズム隊陣が作ったブルースのインストもありますが)。特にKirwanのフォーク色が強く出ていて、Greenもブルース一辺倒ではないので、今までの作品とは趣が異なります。

Kirwan作の中では美しいA-4やB-1は、英国フォークファンにもツボ曲だと思います。また、B-5インスト曲からB-6フォークロック曲への流れも美しく、聴きものでしょう。A-1はラテン風味のブルースロックで、ブラックマジックウーマンのような曲。Kirwanが演ると、いい意味での軽さがあって、それがとても魅力的です。A-7とB-3もブルースで、前者はハードなブルースロック、後者はバラード、これらも聴き応えがあります。

Greenの代表作のひとつであるB-2は、ブルースロックにヘヴィネスを加えたような強力な名曲で、大好きな曲。B-7も渋みや深みのあるブルースでいい曲です。A-2は、アルバトロス(インストの彼らのヒット曲)に歌が加わったような曲で、この曲も素晴らしい出来だと思います。あと、A-5のカントリーブルースからA-6のインスト曲への繋がり、いい味出していると思います。

ネット上では、「Then Play Onでの最大の聴きものは、やはりOh Wellだろう」、なんて評論をよく見掛けますが、オリジナルのThen Play Onには収録されてませんから。もちろんOh Wellは超名曲ですが、Then Play On 収録曲ではないですから、お間違いのないようお願い致します。

しかし昨夜ebayで、この美品に£315の値が付いたのには驚いた!

Paul Brett/Clocks

clocks.jpg

●Paul Brett/Clocks  (1974年 英原盤LP Bradleys BRADL 1004)

Side-A
1. Clocks (Brett/Piggott)
2. Soho Jack (Brett/Piggott/Griffiths)
3. Captain Dan (Brett)
4. Duellin' Banjo (from "Deliverance") (instrumental) (Jayne/Dillard/Dillard/Webb)
5. Empty Dreams/Flying Machines (Brett)
6. Rain From A Clear Sky (Brett/Stirling)
7. One Sunday Morning (Brett)

Side-B
1. Explanation Blues (Brett)
2. Circles (Brett)
3. Hunter Of Angels (Brett)
4. What You Mean To Me (Brett)
5. Summer Driftin' (Brett)
6. Snowbird (Brett)

PAUL BRETT - acoustic & electric guitars, vocals
MIKE PIGGOTT - violin, acoustic guitars
DAVE GRIFFITHS - mandolin, acoustic bass

LYLE HARPER / TERRY POOLE / PAT DONALDSON - electric bass
JIM TOOMAY / CHARLIE CHARLES JOHN RICHARDSON - percussion
ROB YOUNG - piano
NICK STERLING - cello

彼の1stソロアルバム自主制作の3rdは以前に紹介しましたが、2ndだけは紹介しておりませんでした。個人的には、2ndを一番先に入手し、その内容がよかったものですから、1stを探したといった経緯もあり、今回紹介する2ndもなかなかの佳作で、英国SSWファンなら絶対に気に入ってもらえるでしょう。

先日本作のCDを756円で遭遇し、思わず買ってしまいました。やはり、”好きなアルバムは原盤とCDの両方が欲しくなるの法則”は健在でした(笑)。

さて、内容ですが、1st同様哀愁があって繊細な英国的SSW作品と言えるでしょう。B-2のようなSageの3rdを想起させるようなバリバリエレキの入ったハードなナンバーもありますが、 基本的にはアコギとヴァイオリンとマンドリンを中心としたアコースティック・フォーク・ロック・ナンバーです。

本作の白眉は、A-3でしょう。シングルのB面曲にも選ばれた曲で、憂いがあって繊細なSSW的曲調は素晴らしい!の一言に尽きます。サビでのコーラスが効果的で、彼のヴォーカルや曲調と相俟って感動的ですらあります。この曲一曲のためだけに本作をゲットしてください!と言いたいくらいです。まさに傑作曲!

で、シングルのA面だったのはA-2。リンディスファーンがやっても似合いそうなポップなフォークロックナンバーで、こちらも最高です。他にも、A-5、A-7、B-1、B-4、B-5等、いい曲満載です。ちなみに、A-4とトップとラストは彼らしいインストナンバー。

去年ですかね、久し振りにヴォーカル入りのアルバムを出したそうですが、残念ながら僕は未聴です。一曲、Youtubeで見ることが出来ます。

Georgie Fame/Seventh Son

!Bh6gsog!2k~$(KGrHqIOKj4Es!(VdLhmBLLnpNnMo!~~_12
●Georgie Fame/Seventh Son  (1969年 英原盤LP CBS S.63766)
Side-A
1. Seventh Son
2. Blossom
3. Inside Story
4. Am I Wasting My Time?
5. Is it Really the Same?

Side-B
1. Somebody Stole My Thunder
2. Ho Ho Ho
3. Bird in a World of People
4. Fully Booked
5. Vino Tequilla

Georgie Fame – vocals, organ.
With: Art Themen, Stan Sulzmann, Pete King, John Collier – saxes / Les Condon, Derek Watkins, John Hockridge – trumpets / Chris Pyne, trombone / / Robert Cornford - piano / Colin Green – guitar / Brian Odges – bass / Harvey Burns, John Marshall – drums / Frank Ricotti, Pete Aherne – percussion.

3年ちょっと前日本で紙ジャケ化(世界初CD化)されましたが、今ではそれも廃盤(但し、輸入盤CDは入手可能)。ただ、ユニオンあたりでは中古盤が、普通の中古CDの値段で売られています。それに出逢うたびに買おうかどうか迷うんですが、1,470円とか1,680円といった微妙な値段にいつも納得できず、パスしてきました。

それならば原盤で!なんて思うのですが、渋谷のレコファンで6千円弱で出逢ったくらいで、適価で店頭で出逢うことがありませんでした。eBayでも2回負けましたしね。で、今回やっとeBayで勝ちました。ジャケはお疲れ気味ですが、盤はEX+で、13ポンドでした(+送料5ポンド)。

ジャズ、R&B、ソウル、ファンク、ブルーズ等々がごちゃ混ぜになった、クールなんだけど熱くて、そしてグルーヴィーな素敵な曲が満載のアルバムです。 まさにヒップ! 彼の持ち味が十二分に発揮された好盤ですね。

ネットでもいろいろと書かれてますが、黒さと疾走感がカッコいいB-1.Somebody Stole My Thunderやタイトル曲がホント最高。ブロッサム・ディアリーに宛てたA-2. Blossomにも注目。個人的にはA-3. Inside Storyもお気に入りです。

ジャケのデザインも素晴らしいですし、内容も内容なので、是非アナログで押さえておきたいアルバムだと思います。

Buddy Bohn/「A Drop In The Ocean」

BUDDY BOHN A DROP IN THE OCEAN
●Buddy Bohn/「A Drop In The Ocean」 (1971年 英原盤LP Purple TPSA7503)
Side-1
1. Piccalilli Lady
2. Winter Song
3. Cockroach
4. Almitra
5. Vermouth Rondo
6. Reflecting Butterfly

Side-2
1. Albert Gate Farm
2. Curious Yellow
3. Sad Lady
4. Samuel
5. Summer Song
6. Forgotten Sound

以前紙ジャケの新品CDを600円で購入し、1回聴いただけでそのまま忘れていたのですが、先月ユニオンの100円餌箱で英原盤LPに遭遇し購入。それもよく聴かないまま、財政難の為、「原盤+紙ジャケCD」のセットでヤフオクに出品しましたが、出品後リッピングの為再度聴いたら、これがなかなかいいんですよね。と言うことで、出品を直ぐに取り消し、自分のものにしました。

Buddy Bohnはアメリカ人SSWで、豪州で1st、米国で2ndを発表し、その後英国に渡り、1971年にUKパープル・レコードからリリースしたのが本作(3rd)なんだそうです(CDのライナーより)。ちなみに、彼は現在も”Moro”として現役で活躍中です。米国人が作ったアルバムなんだけど、なかなか英国的な内容のアルバムだと思います。ジャケのデザインはヒプノシス。印象的なジャケで、一度見ると忘れられないですね。

参加メンバーは、バックボーカルで、Roger Cook、Roger Greenaway等。アレンジは、Jimmy Horowiz、Onyx、Peter Knight。楽器担当者のクレジットがありませんが、本人がガットギターを弾いていると思われます(ゲートフォールドジャケの内側に、ガットギターを弾く彼の雰囲気抜群の写真が有ります)。

演奏は、彼のガットギターと、控え目なキーボードとリズム隊に、美しいオーケストラが加わります。ただ、そのオーケストラの演奏が、ちょっとポップスっぽいところがあったり、60年代を引きずっていたりするところがあり、間違っても超傑作アルバムとは言えないでしょう。でも、それ以上にオーケストラの演奏は、クラシカルな雰囲気や、ほのかなアシッド臭(「匂」:上品なのでこっちの字を使いたくなります)を醸し出し、英国の森的な雰囲気もにも繋がり、とても魅力的なのです。

また、彼の優しく儚いボーカルと楽曲はとっても魅力的で、一曲を除きその他の曲は彼の作曲、または共作であり、ソングライターとしての才能も十分でしょう。

前奏でのシタールのような音が印象的で、ポップなA1や、SSW然とした美しいA3やA4がイイですね。中でも一番印象的で好きな曲はB1。Gハリソンのようなか細い音色のギターが印象的で曲自体もナイス。ピアノが効果的なB5も美しいイイ曲です。

紙ジャケCDの解説では、原盤LPはしょっちゅう見掛けるようなことが書かれてましたが、ebayではレア盤としてそれなりの値段で取引がされているようです(アメ盤は安いですが)。

しかし、何故Purpleレーベルから、こんなアルバムが発売されたんですかね?謎です。

Dave Cousins & Brian Willoughby/「Old School Songs」

P1050883.jpg
●Dave Cousins & Brian Willoughby/「Old School Songs」 (1979年 英原盤LP SLURP1Old School Records)

Side-1
1. Grace Darling
2. I've Been My Own Worst Friend
3. Ways and Means
4. You Keep Going Your Way
5. Battle

Side-2
1. Hangman and the Papist
2. Hanging in the Gallery
3. Beside the Rio Grande
4. Josephine, for Better or for Worse
5. Lay Down
6. Song for Me

※Side 1 is studio-based, whilst Side 2 (apart from "A Song For Me", which Cousins performed at 1973's Rainbow concert when things were pretty rough in the Bursting band) was recorded live at the Exmouth Folk Festival.

※Recorded at the Music Works on May 16th and June 22nd. The live tracks were recorded by Bob Pridden at the Exmouth Summer Festival on May 27th.

またまたご無沙汰してしまい、申し訳ありません。相変わらずジャズやブルーズやソウルの黒いやつほうに興味がいっていて、オークションでも、店頭掘りでも、そっちのほうばかりを狙っております。でも英国SSWやフォークロックに興味が無くなった訳ではありませんので、今後もゆっくりペースでお付き合いいただければと思います。

で、今回採りあげるのは、StrawbsのDave Cousinsが旧友Brian Willoughbyと作り上げた、美しくて力強いアコースティックなソロアルバムです。自主制作の英原盤LPは限定2000枚とレアなアルバムとなっております。その後アメリカで1万枚限定で再発されますが、ジャケットのデザインは変わってしまいました。

中身のほうなんですが、彼のルーツであるフォークに回帰した内容となっており、湿り気のあるフォーキーな英国的SSWの佇まいが、とっても魅力的です。ライブ録音ベースのB面では結構荒々しく力強いヴォーカルも披露し、ロック的なところも残っているので、それも魅力の一つになっていると思います。B5のヴォーカルはもう完全にロックですね。Strawbsバージョン含め大好きな曲です。

スタジオ録音がベースとなっているA面は、繊細で説得力のあるヴォーカルで、美しい仕上がりです。A1・2の美しさは特筆ものでしょう。A5やB1・4はトラッド的な曲なので、彼のヴォーカルも力強くなっており、その説得力は素晴らしいの一言です。

しかし、ホントいい曲を作る人ですね。アンプラグド形式にしたことで、曲の素晴らしさやメロディーの美しさが際立ち、ストレートに聴く者の心に響いてきます。ちなみにStrawbs時代の曲が7曲、1stソロから1曲、Strawberry Hill Boys時代の1曲、あとの2曲は本作が初出の曲なんでしょうかねえ?

紙ジャケ&ボートラ付きでCD化されましたが、中古屋で出逢っても安価で売られているのがほとんどです。ということは、人気が無い証拠なんでしょうね。なかなかいいアルバムなんですがねえ・・・ 是非遭遇したら救出してあげて下さい。

Back Door/「8Th Street Nites」

P1050869.jpg
●Back Door/「8Th Street Nites」 (1973年 英原盤LP WARNER BROTHERS K-43265)
Side-A:
1. Linin' Track
2. Forget Me Daisy
3. His Old Boots (Sein Alter Stiefel)
4. Blue Country Blues
5. Dancin' In The Van
6. 32-20 Blues

Side-B
1. Roberta
2. It's Nice When It's Up
3. One Day You're Down, The Next Day Your Down
4. Walkin' Blues
5. The Bed Creaks Louder
6. Adolphus Beal

ご無沙汰してしてしまい、申し訳ありませんでした。
最近はちょっとジャズ(やブルーズやソウル)のほうに興味がいっていて、英国SSWモノは聴いていない訳ではありませんが、オークションのほうも熱心にビッドはしておりませんでした。

金欠解消の為、今日はヤフオクにレコードを出品していたのですが(いやー、これが疲れるんですよ)、出品前の”出品裁判”でこのアルバムを久し振りに聴きました。そしたら、「こりゃあエエぞ、売れない」って思いました。

Ron Aspery (Sax)、Colin Hodgkinson(B/Vo)、Tony Hicks (Dr)のトリオによる超絶技巧の英国ロックバンドで、本作は彼らの2ndアルバムになります。特にColin Hodgkinsonのベースは、素人の僕でもその凄さがわかります。彼らを一言で言えば、”プログレッシブ・ジャズ&ブルーズ・ロック”と名付けたいです。

僕が未聴の1stはインストアルバムでずっと敬遠していたのですが、本作もインスト中心で、ヤフオクへ出品かなあ?と思って聴いたのですが、ここ2年位ジャズを聴いてきた成果か、以前はそれほどインストモノの良さがわからなかったのに、今日聴いたら、最高!って感じました。もちろん歌モノも。

ジャズとブルーズとロックが入り混じった唯一無二の音楽性は、ファンキーで理屈ぬきで楽しめるし、超カッコいいしで、本当に素晴らしい出来だと思います。A2・B2のようなフルートが入った叙情的なインストナンバーも美しく感動的でした。

レコ屋でも英原盤が安く売れ残ってますので、見掛けたら是非救出をお願い致します。CD化もされています。

Lindisfarne/「The News」

nnnn.jpg
●Lindisfarne/「The News」 (1979年 英原盤LP MERCURY Phonogram 9109626)

Side-A:
1. Call of the wild  (Alan Hull)
2. People say  (Rod Clements)
3. 1983  (Alan Hull)
4. Log on the fire  (Alan Hull)
5. Evening  (Alan Hull)
6. Easy and Free  (Alan Hull)

Side-B:
1. Miracles  (Alan Hull)
2. When Friday comes along  (Rod Clements)
3. Dedicated hound  (Simon Cowe)
4. This has got to end  (Ray Jackson/Charlie Harcourt)
5. Good to be here  (Alan Hull)

Producer:Hugh Murphy & Lindisfarne

カリスマからの1stから3rdまでは全部素晴らしいアルバムでしたが、メンバーチェンジしてからのその後2枚のアルバムは、味はあるもののちょっと以前に比べると精彩を欠いていたと思います。

で、本作は、初期メンバーで1978年に再結成され、再結成後3枚目のアルバムになります。1枚目は「Back And Fourth」で、2枚目は2枚組みライブの「Magic In The Air」。「Back And Fourth」は多くの国で発売され米国LPは今でも安価で中古屋で頻繁に見掛けますが、あまり売れなかったのでしょうか?本作は英国と一部の国での発売となってしまいました。でも、内容は抜群なんですよ!!

Side-AにはRod Clementsのナイスなフォークロックナンバーが1曲ありますが(B2も彼らしさが出た佳曲で、とっても魅力的)、基本的にはSide-AはAlan Hullの最高に素晴らしい曲満載の”彼の独裁サイド”です。Side-Bはメンバーの曲とAlan Hullの曲がバランスよく配された”民主的サイド”と言えるでしょう。Side-A(これにB1を加えたら最強)はホント見事な内容で、聴けば誰もが魅了されることでしょう。

僕が一番好きな曲はなんと言ってもA1で、初めて聴いた時は、いい歌過ぎて衝撃を受けました。アカペラのコーラスに始まり、トラッド風味のイントロが流れ、その後はHull節満載のフォークロックチューン。もう本当に最高で、この歌を聴くと、元気をもらえるんです。この曲1曲の為に本作を所有する価値がある、そこまで言ってもいいでしょう(いい曲満載なので、もちろん他の曲も必聴です)。

Hullの素晴らしい楽曲が7曲も収録されており、彼の魅力満載の傑作アルバムだと思います。カリスマ時代に比べると、ちょっと洗練された感じはありますが、時代が時代ですからね。いい曲満載なので、そんなことは気にならないと思います。

本作はCD化もされていますので、是非多くの人に聴いて頂きたいと思います。英原盤LPはレアではありませんが、国内の中古屋では簡単に出逢えないでしょう。海外サイトでは簡単に出逢えますので、アナログ派の貴方は是非海外通販で購入されてください。

70年代後半のポップなフォークロック快作!! Hullファン必聴!!

Steve Swindells/「Message」

!B(66c6QB2k~$(KGrHgoH-CIEjlLl4NtwBKeyGlyD4Q~~_12
●Steve Swindells/「Message」 (1974年 英原盤LP RCA LPL15057)

A-1 Miles Away Again (Swindells)
A-2 Energy Crisis (Swindells) (シングルA面)
A-3 The Earl's Court Case (Swindells)
A-4 Living in Sin (Swindells)
A-5 I Don't Like Eating Meat (Swindells)

B-1 Shake Up Your Soul (Swindells) (シングルB面)
B-2 Surrender (Swindells)
B-3 I Can't See Where the Light Switch Is (Swindells)
B-4 Messages From Heaven (Swindells)

Steve Swindells – Keyboards, Vocals
Bruce Knapp – Guitar     Mark Warner – Guitar   Caleb Quaye – Guitar
Danny Thompson – Bass   Dave Wintour – Bass   John Gustafson – Bass
Barry DeSouza – Drums   Michael Giles – Drums   Morris Pert - Percussion
Chris Mercer – Saxophone  Barry St. John – Vocals  Rosetta Hightower – Vocals
Doris Troy – Vocals   Mountain Fjord Orchestra Orchestra  

Steve Swindellsは、1950年代生まれの英Ipswich出身のSSW。本作は彼の1stアルバムで、相互リンクして頂いているブログ:「ぷろぐれ者がゆく!」で知った一枚。まだまだ知らないSSWものがたくさんあるんだなあと改めて思った次第です。

5,500円くらいでユニオンで購入したのですが、プレスミスでリピートしてしまうので、泣く泣く返品。その後、送料込み2,000円弱でebayにて落札しました。

全体的な印象としては、クラシカルでジェントルなポップ系のSSWモノ。でも、B-4のようなドラマティックな大作もあり、英国ロックファンもイケると思います。甘くならないストリングスが効果的で、ゲスト陣も豪華です。

もうA-1を聴いて、即魅了されました。優しいヴォーカルと美しいメロディー、もうタマリマセンです。A-3も凄い。素敵すぎます!これも即魅了されました。メロディー、ヴォーカル、アレンジ、すべてが伴った名曲。これら2曲は、英国SSW的な佇まいが素晴らしいです。

A-2はちょっとファンキーでちょっと黒いナンバー、A-4は彼流ロックンロール。A-5は、後にパイロットに参加した事が頷ける様なポップチューン。これも素敵です。間奏や最後のほうでは、ちょっとプログレ的な展開もあり、大変魅力的で聴き応えのある曲。

B-1もA-2同様ちょっとファンキーで陰りのある曲。B-2はメロウなプリAOR的な曲で、これまたとっても素敵な曲です。B-3は、DannyThompson がBassで参加したスローな曲。シンプルなアレンジなので、彼の優しいヴォーカルと美しいメロディーが際立ち、改めて彼の魅力を感じさせてくれます。

で、最後のB-4ですが、プログレ臭のある演奏とドラマティックな曲調。約10分の大作で、これはこれで魅力的。MichaelGiles(Drums)も参加しています。

こんなのがあるなんて!! オススメ!!
英国モノSSW追求の旅は、まだまだ続きそうです。

Gothic Horizon/「The Jason Lodge Poetry Book」

280264681321.jpg
●Gothic Horizon/「The Jason Lodge Poetry Book」  (1971年 英国原盤LP Argo ZFB26)

Andy Desmond(g,vo)   Richard Garrett(vo)
Mark Helme(lead-g)    Ron Lawrence(b)    Ian Cameron(fl)
Jean Baptiste(kbd)    Mike Simmons(g)    Eli Bickerstaffe(banjulele)
Gary Richardson(per)   The Yetties(chorus)

A-1.The Jason Lodge Poetry Book
A-2.Song For Susan
A-3.Odysseus
A-4.A.L.Lone's Dog
A-5.Willow Tree Vale Song
A-6.Six Summer Back

B-1.Song
B-2.Althea Williams
B-3.Wilhelmina Before Sunrise
B-4.St.Valentine's Day Massacre
B-5.A Third For Jason Lodge
B-6.Pisces
B-7.A Farewell Ode To Part Sunlight

Gothic Horizonは、英ハートフォードシャー州出身のアンディ・デスモンドとリチャード・ギャレットからなるフォーク・デュオで、本作は1971に発表された彼らの1stアルバムです。

個人的には、叙情性とロック色(と言うと語弊があるかもしれませんが、ドラムスが加わった為、ロック的なサウンドになったということ。本作がフォークなら、2ndはフォークロック)が増した2ndアルバムのほうが好みなのですが、牧歌的なフォークを求める人には、本作ということになるでしょう。

本作は、美しいハーモニーコーラスとメロディーが印象に残ります。サウンドはドラムレス(パーカッションが入る)で、アコースティックサウンドが主体。全体の印象としては、儚くて、ドリーミーで、淡くて、美しくて、牧歌的で、そんな感じでしょうか。親しみ易さも感じます。

A1ですが、Sフェイシズの「レイジー・サンデー」のフォーク版と言えば、わかり易いかもしれませんが、ポップでキャッチーで素晴らしい曲。このような曲ばかりのアルバムも楽しそうですが、これ以外ではA4とA5(両曲ともコミカルさが加わり、出来としてはA1には敵わない)くらいで、それ以外は基本的に牧歌的なフォーキー作品です。

A2になると、しっとりフォークになり、全体の印象で述べたように、儚くてドリーミーで美しい作品。美しい2人のハーモニーコーラスが印象的で、A3、A5、A6、B1、B2、B3、B4、B6、B7も同傾向作品です。特にイイのはB1ですね。本作では一番ドリーミーで儚くて美しくて叙情的。

英原盤はレアで高価ですが、アメ盤LPには安価で出逢うことが出来ます。ヒューゴモンテスとヴィニールジャパンからCD化もされています。

「ヘロンより、もうちょっと市井的」と言えば、当たらずも遠からずでしょうか? ちょっと褒めすぎ?(笑)

Gary Farr/Strange Fruit

kore.jpg
●Gary Farr/Strange Fruit (1970年 英国原盤LP CBS S 64138)

A-1. In the Mud
A-2. Old Man Boulder
A-3. Strange Fruit
A-4. Margie
A-5. Revolution of the Season

B-1. About This Time of Year
B-2. Down Among the Dead Men
B-3. Proverbs of Heaven & Hell
B-4. Old Man Moses
B-5. Sweet Angelina

僕は彼の大ファンです。3枚あるアルバムの中では、以前紹介したアシッド・フォーク・ロックの名盤1stが一番好きですが、世間一般的な評判ではこの2ndということになると思います。

本作は1stほどではありませんが、結構レアで、状態の良好なものだとebayで3桁(ポンドで)になります。国内でも状態の悪いものだと、ユニオンでは1万円を切る時もありますが、国内のネット通販とかでは2万円台、3万円台なんて値段がつきます。

昔CD化された時、直ぐに廃盤となり、そのCDも高値で取引されたことがありますが、最近では改めてCD化されたので、現在では容易に入手可能となっています。

本作のバック陣ですが、ギターにRichard Thompson、リズム・セクションにMighty Babyの面々(Ian Whiteman:piano & Flute、Roger Powell:ds、Mick Evans:b)となっており、これが人気の要因でもあり、実際に内容自体も魅力的にしています。

前作の特徴であったアシッド臭は後退し、その代わりにSSW的佇まいとスワンプ色が出てきており、そう表現していいのかわかりませんが、英国スワンプの名盤となっています。

A1は少しアシッド臭のあるヘヴィーなミディアムナンバーで、トップ曲には少し地味ですが、徐々に盛り上がりを見せ、その高揚感はお見事。大好きな曲!A2はトンプソンのギターが冴えるロックンロールで、ビートバンドあがりの彼の黒い喉が爆裂します。

原曲は未聴ですが(汗)、A3はビリー・ホリデイのカバーで、弾き語り。A4はトンプソンのエレキと、本人が弾いていると思われるアコギスライドとのからみが最高なスワンプナンバー。アーシーで黒い雰囲気が最高にカッコイイです。

A面最後のA5はシングルカットされた曲で、フルートやピアノを効果的に使い、曲調から見ても、1stのようなアシッド・フォーク・ロックと呼びたくなるような曲。これまた素晴らしい出来。

A面だとトップ曲が白眉でしたが、B面だと同じくトップ曲のB1がそうでしょう。 メロディーがキャッチーでポップ。パワーポップ・フォークロックとでも呼びたくなるような曲で、大大大好き!名曲です。B2は弾き語りのアシッドフォーク。彼のヴォーカルはアシッドフォークでも黒い。

B3はピアノが前面に出ていて、スローでスワンンピーな曲。それに絡むトンプソンのギターもいいし、ホント味わい深く、心に染みるSSW的な名曲です。B4は相変わらず黒い喉が冴えわたりますが、サウンド的にはカントリーロック。ご機嫌なナンバーです。

で、ラストのB5はB3同様で、SSW的佇まいが素晴らしいバラード。彼のヴォーカルと、トンプソンのギターの絡みが最高で、こちらも心に染みます。

これまた英国SSWモノの必聴盤!!

Phillip Goodhand-Tait/「Songfall」

Songfall.jpg
●Phillip Goodhand-Tait/「Songfall」 (1972年 英国原盤LP DJM DJLPS 425)

Side-A
1. MOON
2. BLUE DAY
3. EVERYDAY
4. LEON
5. THE DESERTER
6. COUNTRY GREEN AHEAD

Side-B
1. WHEN WILL I BE LOVED
2. NOT REALLY HERE RIGHT NOW
3. PROCESSED
4. CHILD OF JESUS
5. NEW MOON TONIGHT
6. WHEN THAT DAY COMES

Phillip Goodhand-Taitは、1945年、英ヨークシャー生まれのSSW兼キーボードプレイヤーで、60年代初めからPhillip Goodhand-Tait with The Stormsville Shakersとして活動し→Circus→そしてソロへ。

彼の3rdアルバム。本作は、SSWファンにとって一番愛着のあるアルバムではないでしょうか。彼の作品には、ちょっとロック過ぎたり、後期にはAORと言うかヴォーカルものみたいな作品もある訳ですが、本作は文句無しの大傑作SSWアルバムです。

僕がいろいろ書いても意味が無いくらい、その筋の人たちには有名で、定番と言ってもいいでしょう。僕は、頂き物の音源と日本盤LPでずっと愛聴してきましたが、この度eBayでやっと安価で英原盤LPをゲットしました。

A3とB1以外は、彼のペンによるもので、どれも素晴らしい作品ばかり。素晴らしいメロディーと、彼の味わい深くて、ちょっと苦みばしった渋いヴォーカルとバック陣の的確な演奏。英SSWモノを代表するような傑作アルバムだと思います。

A面トップは、1曲目にしては地味ですが、渋くて、そしてロマンチック。とっても素敵な曲です。そして何といってもA4. LEONですね!これはホントに名曲です。SSW作品の醍醐味が存分に味わえます。カントリータッチのA6もイイですね。B面では、アーシーなB2とB5でしょうね、SSWマニアには。とっても味わい深いです。ポップなB3も好き。

ジャケの素晴らしさが、内容的にもそのまんまの作品!

Colin Scot/「Same Title」

P1010256.jpg
●Colin Scot/「Same Title」 (1971年 英国原盤LP United Artists UAG29154)

Side-A
1. Do The Dance Now, Davey (Martin Hall)
2.My Rain (Colin Thistlethwaite)
3. Take Me Away (Colin Thistlethwaite)
4. Confusion (Uptight) (Colin Thistlethwaite)
5. Baby In My Lady (Mike Newbury)
6. Lead Us (Neil Innes)

Side-B
1. You’re Bound To Leave Me Now (Martin Hall)
2. The Boatman (Davy Johnstone)
3. Nite People (Colin Thistlethwaite)
4. Hey! Sandy (Harvey Andrews)
5. Here We Are In Progress (Martin Hall)

Colin Scotは、3枚のアルバムを残している英国のSSW。本作は1stあるばむで、僕はこれしか聴いたことがないので、何とも言えないのですが、本作に限っては、自作曲が11曲中たった4曲。純粋なSSWとは言えないかもしれませんね。

本作は、バックにRobert Fripp、Rick Wakeman、Jon Anderson、Peter Gabriel, Phil Collins, Van Der Graaf Generatorの面々、Brinsley Schwartz、Bob Andrews、Davy Johnstone等、当時のBritish Rockシーンを代表するようなアーティストが多数参加していることで有名ですが、プログレファンがゲスト陣目当てで買ってしまうと、ちょっとがっかりするでしょうね。だって、内容的には普通の英国SSW的作品なんですから。

英国ロックの深い森で、和久井大先生が、Colin Scotを酷評していたので長らく聴く気になれなかったのですが、CD化された本作の中古CDを買って聴いてみると、そんなに悪い作品かなあ?と思いました。聴く込むうちに愛着も湧いてきて、原盤LPを買った次第です。確かに傑作ではありませんが、”あの酷評はないよねえ”って感じです。

どこかで喜劇の俳優をやっていたという記事を読んだような記憶があります。根っからのSSWではないのでしょうが、自作の4曲はなかなかの出来だと思います。A1・3・6、B1・4・5あたりはSSW的な佇まいがなかなかいいと思います。英国SSWファン好きなら気に入ることでしょう。

A6はNeil Innesの作品なので曲自体素晴らしいということもあるかも知れませんが、彼のヴォーカルも魅力的だし、本作のハイライト曲でしょう。B4は、ニュージーランドではベスト10に入ったというHarvey Andrewsのヒット曲。A2やB1同様ポップ感が感じられ、とても親しみ易い内容です。

アメ盤LPであれば安価でその辺に転がってますし、CD化もされてますので、まずは聴いてみて下さい、絶対に悪い作品ではありません。逆に聴かないと、英国SSWファンは損だと思います。

大先生!そんなに酷評しないでね!

Ricotti & Albuquerque/「First Wind」

Ricotti  Albuquerque  First Wind
●Ricotti & Albuquerque/「First Wind」 (1971年 英国原盤LP Pegasus PEG 2)

Side-A
1. Ratsa (Don't Know Why) (JOHN TAYLOR)
2. Lo And Behold (JAMES TAYLOR)
3. Go Out And Get It (MICHAEL de ALBUQUERQUE)
4. Don't You Believe Me? (MICHAEL de ALBUQUERQUE-JOHN TAYLOR)
5. New York Windy Day (MICHAEL de ALBUQUERQUE)

Side-B
1. Bobo's Party (M SATKA)
2. Didn't Wanna Have To Do It (JOHN SEBASTIAN)
3. Old Ben Houston (MICHAEL de ALBUQUERQUE)
4. The Wind Has No Love (MICHAEL de ALBUQUERQUE-C GLEADELL)
5. Give A Damn (SCHARF-DOROUGH)

Personnel:
MICHAEL de ALBUQUERQUE gtr, vcls, keyb'ds
FRANK RICOTTI perc    MICHAEL KEEN trumpet
CHRIS LAURENCE bs    HENRY LOWTHER trumpet
JOHN TAYLOR keyb'ds    TREVOR TOMKINS drms

後にELOのメンバーとなるSSWのMichael de Albuquerque(ベーシストとして、アルバム「II」から「Eldorado」まで参加:1972–1974)と、ヴィブラホーン奏者兼パーカッショニスト Frank Ricotti名義による唯一のアルバム。他のメンバーは、英ジャズ勢のつわもの達。

「SSW ミーツJazz (Rock)」とか「フォーキー歌モノJazz Rock」とでも言えば、未聴の方でもアルバムの雰囲気が掴めると思います。クールで洗練されたジャジーな雰囲気がとってもカッコイイです。また、プログレッシブな展開もあり、その辺りがプログレファンにも人気があるのでしょう。

A面1曲目から、いきなりのカッコよさ。フリーキーなイントロで始まり、その後はプログレッシブなジャズロック的な演奏にフォーキーな歌が絡み、そのユニークな音楽性は本当に素晴らしいと思います。もういきなり1曲目からハイライトですね、最高です!

A2はジェームズ・テイラーのカバー。曲調自体もそうなんですが、黒い女性コーラスを配して、
彼のヴォーカルもギターもちょっとブルージーで、とっても魅力的。A3、A4はフォーキーとジャズがクロスオーバーした曲で、このクールさが最高にカッコいいですね。A5はSSW色が濃く、ポップな曲調ということもあって親しみ易い曲。彼のSSWとしての魅力が伝わってきます。

B1は、フォーキー、ブルージー、ジャジーが絡み合った曲で、クールな黒さが最高。で、いよいよSSWファン注目のB2です。もちろんラヴィンスプーンフルのカバーで、とっても素敵です!ジャジーでフォーキーな感触は、”素敵”って表現が一番似合うと思います。素晴らしいカバーです。

B3はALBUQUERQUEの自作曲ですが、女性コーラスを配し、A2と同傾向の曲。B4もジャジーで洗練されたSSWモノって感じで、B2同様とっても素敵な曲。未聴の為、断言できませんが、
最後は多分The JohnstonsがやっていたBob Doroughの曲で、ラスト曲に相応しく、聴き応え十分な曲です。

残念ながら未CD化。僕も8年くらい前までは、CDしか購入していませんでしたが、その頃交流し始めた人達からの影響でアナログ購入を再開(再開と言っても、以前購入していた時は、原盤だとか英国盤だとかは全くの無頓着と言うか知識は0でしたが・・・ (^^; )。紙ジャケだとか、SHMだとか、今でもCDしか追っかけてなかったら、こういった傑作に出逢えなかった訳で、アナログ購入を再開して、ホント良かったなあと思う次第です。

Ashman Reynolds/「Stop Off」

ashmanreynolds.jpg
●Ashman Reynolds/「Stop Off」 (1972年 英国原盤LP Polydor 2383 114)

Side-A
1.Come Right In
2.Country Man
3.Long Long Road
4.They're Only Gonna Take My Life
5.Hymn For Him

Side-B
1.I Wish I Knew
2.Work Out The Score
3.Taking Off
4.My Father's Side
5.Help Me

Line-up:
Aliki Ashman (Vocals), Harry Reynolds (Electric Bass), Harry Reynolds (Acoustic Guitars), Harry Reynolds (Vocals), Bob Weston (1st Lead Guitars), Bob Weston (Slide Guitars), Mick(e)y Keen(e) (2nd Electric Guitars), Mick(e)y Keen(e) (2nd Acoustic Guitars), Rod Edwards (Piano), Rod Edwards (Organ), Rod Edwards (Harmonium), Rod Edwards (Vocals), Rod Edwards (Acoustic Guitar), Keith Boyce (Drums), Tony Clarke (Percussion), Mike Rosen (Horns), Madel(e)ine Bell (Vocals), Lisa/Liza Strike (Vocals)

表ジャケには4人、裏ジャケには6人メンバーが写っています。実際のメンバー数が、4人なのか6人なのかよくわかりません。で、ネットでも調べたのですが、またまたよくわかりません。推測ですが、メンバーは多分以下の通りでしょう(残りはゲストということですね)。

Aliki Ashman (vocals)
Harry Reynolds (vocals, bass)
Bob Weston (guitar) :前Ashkan, 後にFleetwood Mac
Mickey Keene (guitar)
Rod Edwards (keyboards) :前Piccadilly Line, Edwards Hand
Keith Boyce (drums):後にHeavy Metal Kids

内容は、土臭いフォーク・ロックと言うよりも、もうコテコテ&ズブズブのスワンプ・ロックです。男女それぞれのリードヴォーカリストが居て、2人のヴォーカルの絡みや、コーラス陣との絡みも魅力的です。

本作も、”イギリスのアメリカもの”ですね。この手のサウンドが好きな方には、必聴&必携の一枚です。スライドが入っているし、ゴスペル的な女性コーラスが入っているしで、スワンプ・ロックファンの琴線に触れることでしょう。

A1からノリノリのスワンプサウンドで楽しませてくれます。A2はザ・バンドのような渋さも加わり、ファンキーなA3も魅力的。Edwards Hand作のA4は哀愁たっぷりのバラードで、その高揚感が感動的です。ラストは、スワンピーでロックンロールなブリティッシュロック。

B面に入っても、英国スワンプが堪能できます。B1やB2はルーラルな感触や哀愁がとっても魅力的で、個人的にはこういった風情の曲が好みです。B3はスライドが大々的にフューチャーされ、スワンプ度も更にアップ。B4はスワンピーな泣きのバラードで感動的。ラストは、これぞまさに英国スワンプサウンド。

米盤は安価で簡単に見つかりますが、英原盤はまあまあレアなので、簡単には見つからないと思いますけど、繊細なペラジャケの英原盤を探す価値はあるでしょう(コーティングジャケのドイツ盤で妥協しないようにして下さい)。残念ながら未CD化です。

貴方の英国スワンプコレクションに、是非本作も加えて下さい!

John Bromley/「Sing」

j bromley
●John Bromley/「Sing」 (1969年 英国原盤LP Polydor 583 048)

Side-A
1- Only Foolish People   ポップス調だけど印象に残るいい曲
2- Melody Fayre *   まさにキラキラ英国ポップ。シビレマス
3- So Many Things *  ロック色濃いけど、もちろんポップ、そしてカッコいい
4- If You Are There With Me   オケが効果的で、コーラスが美しいバラード 
5- Sugar Love *   Fleur De Lys的なフリークビートでカッコいい曲
6- Old Time Mover *   ピアノ弾きPOP系SSW風でアフタヌーンティー的な曲

Side-B
1- What Do You Think Of Me *  こちらもアフタヌーンティーしながら聴きたいポップ曲
2- What A Woman Does *   夜明けに聴きたい曲、メロディーもオケも美しすぎる
3- Weather Man   こっちが先だけど、Gオサリバンのような曲。シビレマス
4- I'm Gonna Love You Till I Die *   ロック色とサイケ色が濃い曲
5- Natural Born Loser   A1のようなポップス調の曲
6- And The Feeling Goes   ハートウォームな和み系ポップ

ALBUM:
1 SING (Polydor 583 048) 1969
45s:
1 What A Woman Does/My My (Polydor 56224) 1968
2 And The Feeling Goes/Sweet Little Princess (Polydor 56287) 1968
3 Melody Fayre/Sugar Love (Polydor 56305) 1969
4 Hold Me Woman/Weather Man (Polydor 56340) 1969
5 Kick A Tin Can/Wonderland Avenue USA (Atlantic 584289) 1969


ずっとずっと探していた本作、遂に原盤をゲットしました。国内紙ジャケCDは直前で発売中止になってしまいましたが、来月輸入盤で初CD化されます。しかもボートラ満載で!

John Bromleyですが、1967/67年にManchesterのバンドThe Three People出身だそうです(Deccaからシングルを3枚出しているようです)。その後、ソロに転身して、上記のシングルと本作を作ったということになりますね。

さて、本作ですが、ドリーミーなポップサイケ系SSWの傑作とでも言えばいいでしょうか、人によっては、ソフロ系と言うかもしれません。オーケストラが入ってポップス調の曲もありますし、ロック色の濃い曲もあります。69年の雰囲気を真空パックしたような、ドリーミーでポップな感触がとっても素敵です。

12曲中7曲(曲名の後ろに*印)には、演奏でFleur De Lys(GORDON HASKELLやBRYN HAWORTH)が参加。これがマニアの心をくすぐるのでしょう、一部のマニアには人気の高い1枚のようです。Fleur De Lysの参加によりロック色が出て来ているので、ロックファンにもイケルのでしょう。

彼のソングライティング、ホント才能ありますね。覚え易いキャッチーなメロディーが満載です(全曲彼のオリジナル。共作含む)。声質もジェントルで青くて、僕好みです。

久し振りに曲名の横に、簡単な感想を載せてみました。前述した通り、来月輸入盤ですが、初CD化されますので、ご自身の耳で確かめてみてください。

ジャケも素敵!もちろん中身も素敵!
 素敵な音楽が好きな方は必聴です。

Pete Atkin/「Beware of the Beautiful Stranger」

DB8075.jpg
●Pete Atkin/「Beware of the Beautiful Stranger」 (1970年 英原盤LP Philips 6309 011)

SIDE-A
1 THE MASTER OF THE REVELS
2 TOUCH HAS A MEMORY
3 HAVE YOU GOT A BIRO I CAN BORROW?
4 SUNRISE
5 FRANGIPANNI WAS HER FLOWER
6 THE RIDER TO THE WORLD'S END
7 THE LUCK OF THE DRAW

SIDE-B
1 THE ORIGINAL ORIGINAL HONKY TONK NIGHT TRAIN BLUES
2 GIRL ON THE TRAIN
3 TONIGHT YOUR LOVE IS OVER
4 YOU CAN'T EXPECT TO BE REMEMBERED
5 LAUGHING BOY
6 BEWARE OF THE BEAUTIFUL STRANGER
7 ALL I EVER DID

Music by Pete Atkin
Lyrics by Clive James (except 'Original Original Honky Tonk Night Train Blues' and 'All I Ever Did', lyrics by Pete Atkin)
Produced by Don Paul / Engineered by Tom Allom / Strings arranged Nick Harrison
Featuring : Pete Atkin(ac gtr, pno), Steve Cook(dbs), Brian Odgers, Tony Marsh(dms),
       Henry Mackenzie (clt), Russell 'Dai' Davies(tuba)


”こんなに雰囲気抜群で素敵なジャケってありますか?”って言いたくなるくらいナイスなジャケです。デザインと写真はキーフ。

で、音のほうですが、中身も抜群の、ポップなフォーキーSSWもの。聴いているとどこか懐かしく感じられ、とっても親しみ易い内容ですポップで洒落ていて、ノスタルジック、そして、フォーキー。人柄が滲み出たようなホンワカとした雰囲気が最高です。また、曲調やアレンジから、哀愁や郷愁も感じられます。この点もポイントが高いですよね。

演奏の方は、チューバやクラリネット等のストリングスが上手く使われていて、曲作りや歌唱法とともに、このアレンジの妙が本作の特長を決定付けていると思います。

本作は、彼の1stアルバムで、彼のアルバムの中では一番フォーキー色が強いようです(6枚アルバムを出しているが、本作と2ndしか聴いたことがありません)。味わい深く朴訥とした歌唱法は、ウィズ・ジョーンズを彷彿とさせるところがあります、特に弾き語りに近いシンプルなアレンジの曲では。

しかし、何と言ってもインパクトが一番強いのはトップ曲のA1 THE MASTER OF THE REVELSでしょう。”おもちゃ箱をひっくり返した”なんて月並みの表現になってしまいますが、絶妙なアレンジで、とってもポップで素敵な曲。(この路線で全曲作ったら、それはそれで興味深いアルバムになったことでしょう) ノスタルジック爆裂です!

A3 HAVE YOU GOT A BIRO I CAN BORROW?も大好き。日向ぼっこしながら聴きたい、そんなポップなフォークロックナンバー。カントリー色の濃いブルージーなB1 THE ORIGINAL ORIGINAL HONKY TONK NIGHT TRAIN BLUESも、どこか洒落ていて、彼の手にかかればポップで素敵な曲になります。

以前CD化されたものは現在廃盤ですが、最近また再CD化されました、たくさんのボートラ付きで。ただ、このジャケなので、やっぱりアナログで持っておきたい一枚だと思います。アナログもジャケ違いの再発盤がありますので、ご注意ください。

フォーキーファン、SSWファン、ポップファン、こ洒落ものファンに、是非是非聴いて貰いたい逸品です。

Steve Tilston/「Songs From The Dress Rehearsal」

Steve Tilston
●Steve Tilston/「Songs From The Dress Rehearsal」 (1977年 英原盤LP CORNUCOPIA RECORDS CR 1)

SIDE-A
1."COMING INTO LOVE AGAIN"
2."FACE OF A FRIEND"
3."FAIRGROUND ROCK 'N' ROLL"
4."DO WHAT YOU PLEASE"
5."THE GREENING MIND"
6."IMPRESSIONS"

SIDE-B
1."LIBERATED LADIES"
2."IN THE LIGHT TONIGHT"
3."MAKE TIME FOR LOVE"
4."SHE'S THE WOMAN"
5."RAIN ALL AROUND"
6."HELP YOURSELF TO THIS SONG"

またまた英国SWWモノの至宝級アルバムを紹介しましょう。以前1stアルバムを紹介しましたが、今回は3rdアルバムになります。

このアルバム、「英国ロックの深い森」で知り、知人が所有されている原盤を聴く機会もあり、その後探すことになるのですが、2005年にCD化されたので、僕はそのCDを購入しました。しかし、CDは1曲カットされ、曲順が原盤とは異なっており、結局は原盤を探すことになってしまったのですが、やっと先日、ebayの即決で原盤を購入することが出来ました。

本作は、produced by Rupert Hineで、John G.PerryとMichael Gilesのリズム隊が参加ということで、プログレファンからも注目される訳ですが、あくまでも彼らはバックに徹しており、やはり本作の魅力は、主役のSteve Tilstonの歌唱、曲作り、ギター(アコギの名手)ということになるでしょう。本作は、アコースティックな世界で、ジャケまんまの陰影に富んだ味わい深いテイストが堪能できる傑作です。

哀愁漂う美しいメロディーのA2."FACE OF A FRIEND"やA4."DO WHAT YOU PLEASE"(CDではトップ曲になったということが理解できるほどの名曲)が、僕にとっては一番惹かれる曲です。こういった曲に出逢えるから、SSWモノの探求は止められませんね。

フォーキーで、ほのかにアシッド臭のあるA5."THE GREENING MIND"、A6."IMPRESSIONS"(メロディーに中近東の雰囲気もある素晴らしい曲)、B4."SHE'S THE WOMAN"、B5."RAIN ALL AROUND"(最高!)らも、とっても魅力的。

アコースティック系フォークロックと言えるようなA1."COMING INTO LOVE AGAIN"、B3."MAKE TIME FOR LOVE"、 B6."HELP YOURSELF TO THIS SONG"といった曲も素晴らしい出来。

原盤は自主プレス。ブツ自体が少ないので、なかなかお目にかかれません。CDが廃盤にならないうちに是非CDをゲットしてみて下さい。

Miller Anderson/「Bright City」

Bright City Miller Anderson
●Miller Anderson/「Bright City」 (1971年 英原盤LP DERAM SDL 3)

SIDE-A
1.Alice Mercy (To Whom It May Concern)
2.The Age Of Progress
3.Nothing In This World
4.Bright City

SIDE-B
1.Grey Broken Morning
2.High Tide, High Water
3.Shadows' Cross My Wall

Miller Anderson : vocals,acoustic,electric guiters
Mick Weaver : keyboads,organ,piano,harpsicord,congas(Keef Hartley Band)
Peter Dines : organ,Keyboads(Keef Hartley Band)
Gary Thain : bass(Keef Hartley Band)
Eric Dillon : drums
Neil Hubbard : guiter on 'High Tide, High Water'
Lynn Dobson : frute
Neil Slaven : percussion
Harold Beckett : Flugelhorn
Madelin Bell,Tracey Miller,Liza Strike : backing vocals

ずっとCDで愛聴してきましたが、この度やっと英国原盤LPをゲットしました。やはり音が別物ですね。本作は、彼のアコギとキーボードの音色がポイントだと思うのですが、原盤のアコギの音や黒いヴォーカルの生々しさは、CDでは味わえないですね。

Miller Andersonは、Keef Hartley Bandのフロントマン(ヴォーカリスト、ギタリスト、コンポーザー)で、バンド脱退後に制作したのが本作。作曲能力に長けていた彼にとって、ソロ名義の作品を作ることは、必然だったのではないでしょうか。

本作は、SSW的な優しさや繊細さと、ブルーズロック的なヘヴィネスや力強さ、その両方を併せ持った傑作アルバムです。いい意味での煮え切れなさが持ち味で、そこが何とも英国的。ジャケを眺めながら聴いていると、更に英国度が増すといった秀逸なジャケ(ゲートフォールドでフルコーティング)も素晴らしい出来です。

ファンキーで黒いA3.Nothing In This Worldや、ブルージーでへヴィーなB2.High Tide, High WaterのようなKeef Hartley Band的な作品では、彼のソウルフルなヴォーカルが堪能でき、大変魅力的ですが、SSWファンが更に嬉しいのは残りの曲でしょうね。

A1は、”Alice Mercy”と”To Whom It May Concern”で構成されていて、前者は英国的なオルガンによるイントロと、これぞ英国的といったマイナー調のくすんだAメロが最高。サビではヘヴィーにかっこよくシャウトする曲構成もお見事です。後者は、弾き語りにLynn Dobsonのフルートが絡むフォーク作で、穏やかで美しい作品。ホント素晴らしい幕開けですね。

A2.The Age Of Progressは、サビの部分にゴスペル的な女性コーラスを配して、ルーツロック色濃い作品で、その英国的な土臭さがSSWファンの心を魅了することでしょう。

A面ラストのタイトル曲A4.Bright Cityは、弾き語り中心の簡素なバッグにストリングスが絡み、その美しいメロディーと彼の優しいヴォーカルが際立つちょっと幻想的なナンバー。これももちろん素晴らしい出来で、英国SSWファンも納得でしょう。

B1.Grey Broken Morningは洗練さやメロウさが感じられ、ストリングスも女性コーラスも甘めで、ソフトロック的な雰囲気も。Harold BeckettのFlugelhornも洗練されていて、ジャケの奥の方に見える都会的な作品です。これはこれで魅力的。

最後のB3.Shadows' Cross My Wallは、彼流アシッドフォーク。彼の弾き語りにフルートやパーカッション等が加わり、心地良いアシッド感が堪能できます。

本作の後に出され、実質彼の2枚目のソロアルバム的なヘムロックの1stアルバムを最高傑作と推す評論家もいますが、SSWファンには本作のほうに魅力を感じるのではないでしょうか?いろんなタイプの曲が入っているので、散漫だと言う人もいますがジャケと内容が噛み合った英国SSWものの傑作だと僕は思います。

Bee Gees/「Bee Gees' 1st」

!BMFvV3wCGk~$(KGrHgoH-DkEjlLly2R-BJiuh6s2lg~~_1
●Bee Gees/「Bee Gees' 1st」 (1967年 英原盤ステレオLP Polydor 583012)

SIDE-A
1. Turn Of The Century
2. Holiday
3. Red Chair Fade Away
4. One Minute Woman
5. In My Own Time
6. Every Christian Lion Hearted Man Will Show You
7. Craise Finton Kirk Royal Academy Of Arts

SIDE-B
1. New York Mining Disaster 1941
2. Cucumber Castle
3. To Love Somebody
4. I Close My Eyes
5. I Can't See Nobody
6. Please Read Me
7. Close Another Door

BARRY GIBB vcls, gtr MAURICE GIBB vcls ROBIN GIBB vcls
VINCE MELOUNEY gtr COLIN PETERSON drms

eBayで安く出ていたので、旧CDを持っていましたが、思わずビッドしてしまい、落としちゃいました。拡大版リマスターCDなんていうのも出ているようですが、原盤をゲットしたので、リマスターCDなんていうのはもう不要です。ジェケ的にも、このサイケなジャケはコーティングされた大きなサイズのものでないと、魅力も半減どころか、CDじゃ魅力ゼロですね。

僕の世代だと(1964年生まれ)、Bee Geesと言ったら、何はさておき”Saturday Night Fever”(1977年制作で、日本公開は1978年7月)。当時中坊だった僕は、ラジオのヒットチャート番組にかじりついていた頃で、彼等と言ったら、もうただのディスコの人達。

その後、映画「小さな恋のメロディ」の挿入曲”First Of May”や”Melody Fair”が彼等の曲と知りましたが、彼等をまともに聴こうとは全く思いませんでした。ディスコもサントラ曲も、どっちもロックじゃない!というのが理由だったんでしょうね。

と言うことで、ポップサイケの名盤と言われている、英国での1stアルバムとなる本作を初めて聞いたのは、もう結構いい歳になってからなんです。(^^;

ポップなところ、サイケなところ、ビートルズみたいなところが混じっていて、その混ざり具合が絶妙で、そこが多くの人を惹きつけるんでしょうね。あとはもちろん、彼等の美しいコーラスワークと、兄弟で作る素晴らしい楽曲がとっても魅力的。ただ、ちょっと玉に瑕なところは、歌謡曲っぽいところがちょっとあるところかな。まあそれも”この時代ならでは”なんでしょうがね。

A3. To Love Somebodyは、Otis Reddingに唄ってもらうために書いた曲なんですね(結局彼が亡くなって録音はせれず)。素晴らしい楽曲というのを証明するかのように、カバーした人がたくさんいます。Nina Simone, Janis Joplin, P.P.Arnold, The Flying Burrito Brothers・・・・・。ソウルフルなポップ曲とでも表現すればいいのでしょうか、感動的な曲です。

友人&中学時代の後輩でミュージシャンの綿内克幸が、2年前のバースデイライブで、これまた友人&中学・高校時代の後輩でミュージシャンの山下洋と、デュエットで”To Love Somebody”をカバーしていたことを思い出します。ホント普遍的な名曲ですね。

前置きが長くなってしまい、個々の曲については書くことが出来なくなってしまいましたが、サイケなA3. Red Chair Fade Awayや、胸キュンポップのB6. Please Read Meが、僕は大好きです。まるでタックスマンのA5. In My Own Timeもロックしていてカッコいいですね。

B1. New York Mining Disaster 1941は、#14 (US); #12 (UK)のヒット曲で、A3. To Love Somebody(チャート:#17 (US), #41 (UK))同様、彼等の代表曲ですね、僕が書くまでもありませんが。

胸キュンポップサイケの定番で名作!!

 | HOME |  古い日記に行く »

文字サイズの変更

アクセスカウンター

Google フリー検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

プロフィール

♪Clear Day♪

最近のコメント

最近のトラックバック

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。