♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

英国SSWやフォーク・ロックの原盤レビュー&レコハン日記中心のブログです

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Steve Tilston/ 「Acoustic Confusion」

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●Steve Tilston/ 「Acoustic Confusion」 (1971年 英Village Thing VTS-5)

Steve Tilston, Vocal & Guitar
with : Dave Evans (guitar & vocal), Keith Warmington (harmonica & vocal),
John Turner (string bass, finger-picked & with a bow), Pete Finch (violin).

Side-A
1. I Really Wanted You
2. Simplicity
3. Time Has Shown Me Your Face
4. It's Not My Place To Fail
5. Train Time

Side-B
1. Sleepy Time On Peel Street
2. Prospect Of Love
3. Green Toothed Gardener
4. Normandy Day
5. Rock & Roll Star
(All lyrics and music written by Steve Tilston)

Steve Tilstonは、1951年英リヴァプール生まれのSWW兼ギタリスト。本作は、1971年2~3月に録音された彼の1stアルバム(この時彼はまだ19または20歳)。プロデューサーは、Village Thingレーベルを主宰していたIan A. Anderson。

彼は現在ももちろん現役で、年齢を重ねた分だけ渋くて味わい深いアルバムを発表し続けています(全部は所有していませんが)。

本作は処女作だけあって、その瑞々しい感性が素晴らしいと思います。A-1や2を一聴するだけで、英国フォークファンやSSWファンは間違いなくTKOでしょう。

美しいメロディーラインの曲が満載で、ヴォーカルと同じように自身の感情を表現できてしまうような彼の達者なギターと、繊細で瑞々しいヴォーカルで歌われるその内容は、イングリッシュ・ガーデンでアフタヌーンティーンを戴きながら聴きたい、そんな感じ。まさに英国的な内容です。英国のSSWにしか作れない音でしょうね。

人によっては、夜にひっそりと一人で堪能したい、そんな秘蔵盤のように感じる人もいることでしょう。ずっと大切に聴いていきたい、そんな感じでしょうか。

ネットの情報を読むと、非トラッド系なんて書いてあるのがありますが、それは間違いで、メロディーはトラッドからの影響が感じられます。ただそれはあくまでも影響であってトラッドシンガーではないので、トラッド苦手な人でも心配は御無用です。

また、豊潤な味わいやクラシカルな雰囲気を醸し出すストリングスと、美しさを倍増させるDave Evansのギターとバックヴォーカルも効果的。

9年前にCD化されたのですが、それもすぐに廃盤。しかし今年になって韓国のベッラ・テッラ・レコードから再CD化が実現。手軽に聴くことが出来るようになったので、是非多くの方に聴いて欲しいです。

和久井大先生!これを「地味だから、近年の作品から聴いたほうがいい」、そんなこと言っちゃダメですよ!ここには、処女作にしかないような「瑞々しさや美しさ」があるのですから。
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Gay & Terry Woods/「Backwoods」

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●Gay & Terry Woods/「Backwoods」 (1975年 UK POLYDOR 2383 322)
Side-A
1. I Missed You
2. The Hymn
3. Dublin Town
4. The Fair
5. Side Tracked

Side-B
1. Thinking Of You
2. Second Hand Sale
3. Sorry Friend
4. Winter Poem
5. Dunlavin Green

Gay Woods(vo,dulcimer,auto harp)
Terry Woods(g,concertina,mandola,mandolin,vo)
Mike Giles(ds), Dave Wintour(b), Geoff Whitehorn(g),
Peter Arnesen(key),Ed Dean(g), Joe O'Donnel(violin), Tony Carr(congas)

STEELEYE SPANの1stに参加後、WOODS BANDを結成し一枚のアルバムを残し、その後に結成された夫婦デュオが、Gay & Terry Woods。これは彼らの1stアルバム。ちなみに、彼らはアイルランド人。

いきなりA-1が米西海岸風フォークロックで肩透かしといった感じがしますが(もちろんこれも良い曲)、次曲からは、哀愁たっぷりといったメロディの曲が続きます。A-3と4は奥さんのGayがリードヴォーカル担当ですが、その美しさと言ったら!!大好きな曲。

旦那さんのTerryがリードヴォーカルのA-2と5は、哀愁たっぷりで枯れた渋い歌唱が素晴らしいし、そこにコーラスでGayのヴォーカルが絡んでくると、彼らにしか出せない翳りのある英国的世界が堪能できます。特にA-2は名曲。

美しさと言ったら、B-1でしょうか、これはアルバムの中でも特に名曲だと思います。Gayのヴォーカルとメロディーの美しさが最高だと思います。タイトルが素敵なB-4も佳曲。

なお、現在CD化されているのは(とはいっても廃盤のようですが)、ヒューゴモンテス盤なので、ブートです。これを聴くなら、正規のベストCDで10曲中7曲を聴いた方がいいでしょう。

原盤LPにも注意が必要です。ジャケ:アイルランド製(英国製に比べ作りががイマイチ)、盤:英国製といったものが存在します。盤自体は同じですが、ジャケがアイルランド製は、ちょっと作りがいい加減。

一人相撲

相変わらずの一人相撲。こういう英語が合ってるのかどうかはわかりませんが、コメントも一切無しの「ノーコメント状態」(苦笑)。採りあげているアルバムがマイナーなものだから、しょうがないのですがね・・・・・

さて、直近で採りあげたJimmy Campbellですが、ヤフオクで3rdアルバムが出ていたので、一昨日落札しました。誰も注目してないのでしょう、ストレートでの落札でした。もう何回も再出品されていて、きっと売れ残っていたのでしょう。

「あなたのブログを読んで、買ったよ!ホント素晴らしかったです。ありがとう!」なんてコメントをもらうまで頑張りたいと思います。

Jimmy Campbell/「Son of Anastasia」

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●Jimmy Campbell/「Son of Anastasia」  (1969年 オランダ盤LP PALETTE PPB S-619)
SIDE-A
1.When I Sit Down To Reason
2.Mother's Boy
3.Another Vincent Van Gogh
4.Penny in My Pocket
5.Bright Side Of the Hill
6.Dear Marge
7.Lyanna
8.They All Came Marching Home

SIDE-B
1.On a Monday
2.Lovely Elisa Cope Is Dead
3.You'll Break My Heart in Two
4.Tremendous Commercial Potential
5.Adrian Henri's Party Night
6.Another Springtime's Passed Me By
7.Michelangelo
8.Painting a Song

英国原盤LPは、「1969年 Fontana STL 5508」。プライスガイド上では全然高くないのですが、なかなか見掛けることは出来ないレア盤。今日僕は翌年発売されたオランダ盤をゲットし、ようやくその音源を聴くことが出来ました。英国原盤ではありませんが、素直に嬉しいです。ヒューゴモンテス等のインチキCDだと喜びも半減ですがね(笑)。

ジャケも秀逸ですが、ジャケのまんまで内容も最高!!素晴らしい英国SSWものです。貴方を、間違いなく英国の深い森へ優しく誘ってくれる、そんな雰囲気が何とも魅力的なアルバム。間違いなく傑作だと思います。

Jimmy Campbellは、リバプールの出身。ビートバンドのMerseybeatに参加後、サイケポップバンドThe 23rd Turnoffの中心人物となり、本作と次作「Half Baked」発表後は、ポップバンドRockin' horseを結成して活躍、その後にもソロアルバムを残した人物。B-5.Adrian Henri's Party Nightなんてタイトルの曲もあるので、リバプールのビートニクス・シーンとも関わり合いがあったのでしょう。そんな雰囲気を漂わせている曲もありますしね。

本作は弾き語りやそれに近いものが中心で、あと簡素なバックがつくものもあります。全体の印象としては、ポップでドリーミーでフォーキー、ちょっとサイケ臭やアシッド臭もあって、英国特有の儚さや陰翳や哀愁も感じられます。

時には夢心地、時には虚ろな表情であったり、時にはユーモアを覗かせたり、時には希望や優しさを感じさせたりと、いろんな表情の曲がありますが、アルバム全体としては不思議と統一感があるんです。儚く少し甲高い声質のヴォーカルは、声がひっくり返ったりするところもあって、決して上手ではありませんが、このアルバム全体のトーンに合っています。彼のソングライティングも非常に魅力的ですね。

残念ながら、彼は今年の2月12日に亡くなられたとのことです。享年63歳。
合掌

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