♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

英国SSWやフォーク・ロックの原盤レビュー&レコハン日記中心のブログです

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Duffy Power/「Innovations」

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●Duffy Power/「Innovations」  (1971年 英原盤LP TRANSATLANTIC TRA229 Mono)

A1 Rosie (02:03) (Trad.arr.Power)
A2 Leaving Blues (03:05) (Huddie Leadbetter)
A3 It's Funny (02:08) (J.McLaughlin/Power)
A4 God Bless The Child (04:15) (Holiday)
A5 Comin' Round No More (01:37) (D.Power)
A6 Give Me One (01:56) (D.Power)
A7 Mary Open The Door (03:37) (D.Power)

B1 Help Me (02:34) (K.Williams)
B2 Louisiana Blues (03:35) (Morganfield)
B3 Little Boy Blue (02:28) (D.Power)
B4 Exactly Like You (02:30) (D.Fields/J.McHugh)
B5 One Night (02:33) (Bartholomew/King)
B6 There You Go (02:28) (D.Power)
B7 Red White And Blue (02:16) (D.Power)

Produced by Duffy Power(vocal, guitar, harp).
Musicians:
  John McLaughlin, Jack Buruce, DannyThompson, Terry Cox,
  Colin Pincott, Phil Seamen, Red Reece

英ブルーズの大傑作アルバムです!!

Duffy Powerは、1941年ロンドン生まれのブルーズ・シンガー。ジョン・レノンに「マイ・フェイバリット・シンガー」と絶賛されたのは有名な話。で、本作は1965年に録音されましたが、実際に発表されたのは1971年。ブルーズブームも去った後ということで、ちょっと残念な話ですね。せめて、ブルーズロックブームの時に出ていたら・・・・・

参加ミュージシャン(これが凄い!!)を見れば一目瞭然ですが、英ブルーズの特徴そのまんまといった感じで、ブルーズとジャズがミクスチャーされたサウンド。そこに彼の黒いヴォーカルが絡んでくるわけですから、これはもうホント凄いんです!

A1、A2、A6、A7、B1、B5、B6、B7のようなブルーズやR&B曲では、彼の凄さが爆裂です。このかっこよさったら、尋常ではありません。彼の黒いヴォーカルと素晴らしい演奏が一体となったゴリゴリとしたモノラルサウンドは、もの凄い迫力です。シビレます。熱いです。最高!!

彼はデビュー時の50年代にはスタンダード歌手のようなシングルを残しているようですが(未聴)、A4はその名残が感じられるような曲で、弾き語り。まあ、よく言えば、ジャズ・シンガーかな。

あと、A5、B3のようなスピード感溢れるビートバンド風の曲なんかもあります。これらはもちろん素晴らしい出来で、超かっこいいです。B2はマディ・ウォーターズのカバーで、弾き語り。

A3とB4はちょっとジャジー&アシッド臭&ストレンジなバラード。こういった曲での歌唱も素晴らしいし、このような曲がアクセントになっていて、聴いている者を飽きさせません。

本国では原盤にそれなりの値段が付いていますが、日本では全然人気がなく、ユニオンではよく原盤が売れ残っています(1万円弱程度の値段が多いです)。CD、再発LP、どちらも簡単に入手できますので、是非是非ご賞味ください。CD化されたんで、もっともっと話題になって欲しいなあ、もっともっと騒がれて欲しいなあ。
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Richmond/「Frightened」

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●Richmond/「Frightened」 (1973年 英原盤LP Dart ARTS 65371)

A1. FRIGHTENED
A2. RAISE YOUR HEADS TO THE WIND
A3. CANDY DORA
A4. SOON YOU'LL FIND OUT 
A5. LEAVING AGAIN

B1. ALL I REALLY NEED
B2. CLIFFTOP
B3. BETTER LIFE
B4. I WANNA BE WITH YOU TONIGHT
B5. BREAKFAST

STEVE HALL:vcls, gtr, flute, hrmnca
CHAS SEWARD:vcls, gtr

Musicians:
ALLAN TURNEY :bass on all tracks,TREVOR SPENCER :drms on all tracks,
FRED ALEXANDER :cello,CLIVE ANSTEY :cello,TONI COOK :french horn,
ARTHUR COPPERSMITH :fiddle,JEFF CLYNE :dbl bs,ALAN SKIDMORE :sax,
STAN SULZMAN :sax,DAVE WATKINS :keyb'ds, bells,
JOHN MARSHALL :additional perc

過ぎ去りし甘酸っぱい青春時代が蘇えるような、そんな一枚
それも都会でのものではなく、田園が広がるような田舎で過ごした青春時代が・・・・  
まさに郷愁もの!! 

彼らは牧歌的な英国フォークロックデュオ。本作は彼ら唯一のアルバムで、アーシーさとポップさが絶妙にブレンドされた、まさに「英国田園フォークロック」といった表現がピッタリの素敵なアルバム。ジャケのイメージが、そのままの内容と言っていいでしょう。

アレンジでは、管楽器(ALAN SKIDMORE !!)や弦楽器が効果的に使われていて、とってもいい雰囲気を醸し出しているし、ラビリンスにも書いてある通りSTEVE HALL氏の弾くギターの音色がなんかバグパイプぽかったりして、その音色もとっても魅力的。あと、フレンチホルンの音色が、甘酸っぱさや郷愁度を更に高めていますね。

楽曲のほうは基本的には2人による共作で、素晴らしいメロディーばかりです。哀愁度も高いし、メランコリックだし、美メロだし、ポップさやキャッチーさも兼ね備えてます。

初めて針を落とした時、もうA1でTKOでした。ギターポップファンもいけるのでは?と思わせるようなポップでキャッチーなメロディー。曲展開良し、 ギターの音色良しのトップを飾るのに相応しいナンバー。で、続くA2ですが、これが陰翳なメロディーと哀愁たっぷりで、泣けるんです。それ以降の曲も当然捨て曲無しで、素晴らしい出来。

B面では、やはりTOPのB1が英フォークロックの逸品でしょう。B2は重厚でちょっとストレンジな雰囲気がいいし、B3のキャッチーなメロディーも最高。その他も、もちろん捨て曲無し。

もう、ホントすべてが素晴らしくて、素敵です!!

原盤LPでも高くありません。ヤフオクでは6、7千円くらい。2年位前そのくらいの値段で結構長い間ユニオンでも2枚売れ残ってましたましたし、人気がないのでしょうか?知名度も低いのでしょうね。

ヴォーカル&ハーモニー、楽曲、アレンジ、すべてが素晴らしい、是非多くの人に聴いて頂きたい傑作だと思います。オフィシャルかどうかはわかりませんが最近CD化されましたので、未聴の方はまずCDからどうぞ。

Someones Band/「Someones Band」

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◎Someones Band/「Someones Band」 (1970年 独製CD Rock in beat RB 217)

1. Country ride
2. How it began
3. Blues for brother "E"
4. I wanna go where I belong
5. Hands of time
6. Alice
7. Give it to you(シングルB面)
8. Trouble is
9. A story(シングルA面)
10. Manhunt(+11. Fiddlesticks)

こんなのがCD化されていたんですね、ちょっとビックリ。

原盤はebayで、日本円にして5万円前後なので、普通なら買えないですよ。でも、このRock in beatっていうレーベルは、どうやらインチキレーベルのようで、例のデータベースには登録がされておりません。また、ジャケの内側は真っ白、今時こんな作りはないでしょう、って感じです。

もうひとついい加減だなあと思ったのは、裏ジャケには11曲クレジットされているのに、CDプレイヤーで実際に表記されるのは10曲。10曲目が7分以上あるので、10と11が一緒になって、10曲目となっているようです。

でも、このアルバム、Deramレーベルの中でも真のレア盤のようです。僕ももちろん店頭やヤフオクで見かけたことはありません。こんな超が付くレア盤なので、インチキCDでも音源が聴けるだけでも、ヨシとしましょう。

で、内容ですが、これがなかなか良いんですよ!!

ブルーズはもちろんのこと、カントリー、フォークの影響もあるし、中にはアフロ的なリズムを導入した曲まであり、懐の深さを感じさせてくれます。一言で言えば、英国のブルーズロックなんでしょうが、全体的にもルーツロック的で、B面になると更にその色が出てきて、結構アーシーな音になってきます。そこがまた興味深いところでもあるし、魅力でもあるんですよね。

これもザ・バンドの影響かな?あと、この頃のストーンズの影響もきっとあるでしょうね。このアーシーさは、ブルーズロックと言うよりも、個人的には「ブルーズ色の濃い英国スワンプ」と呼びたいです。3はブルージーなSSWがやりそうなスローバラードだし、8は曲調もヴォーカルもギターも、ルーズでアーシー。9もスワンピーなバラードで、11はなんとカントリーロックですよ。

インチキCDですから、プレス枚数も少ないことでしょう。市場にあるうちに買っておきましょう!オススメ盤です。

※原盤のジャケはこちらになります。

Jim McCANN/「McCanned!」

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●Jim McCANN/「McCanned!」 (1972年 英原盤LP Polydor Folk Mill 2489053)

A1. Ploughboy Lads(Trad.arr.McCann)
A2. Sam Hall (Trad.arr.McCann)
A3. Sullivan's John(Dunne)
A4. Carroll Bawn(Trad.arr.McCann)
A5. Rainy Day (Julie Felix)
A6. Streets of London(Ralph McTell)

B1. The Light(Brewer/Shipley)
B2. Snowblind Friend(Axton)
B3. I Used To Know You(Jonathan Kelly)
B4. You Never Wanted Me(Jackson C.Frank)
B5. Hey, That's No Way to Say Goodbye(Leonard Cohen)
B6. Gospel Changes (W.Williams)

Produced by JOHN D'ARDIS at Trend Studios, Dublin
・Album credits(多分)
 Jim McCann—Arranger, Vocals, Liner Notes, Guitar (Acoustic)
 Donna Byrne—Bass
 Jerry Hughes—Guitar (Electric), Dobro, Piano
 Keith Donald—Recorder
 Luci Johnston—Vocals (Background)

Jim McCANNは、アイルランドのThe Ludlowsというフォークトリオ(♀1人、♂2人)出身のフォーク系シンガー。80年代はシンガーとして、Dublinersにも在籍していたそうです。トラッドが3曲で、他はカバー曲といった典型的な「人の褌で相撲を取る」タイプのシンガーです(笑)。しかし、歌の上手さやそのSWW的な雰囲気、そしてレアなレーベル(Folk Mill)ということも伝ってか、ラビリンス界隈ではほんのちょっと有名。

風貌から想像すると、野太い声でトラッドを男らしく歌い上げるようなタイプに感じてしまいますが、そうではありません。渋さや味もありますが、少し高めの声質です。人の褌で相撲を取るだけあって、見事な歌唱力を披露してくれます。繊細さと力強さを併せ持った味のあるシンガーと言えるでしょう。また、あたかもトラッドやカバーを自身の作品のように歌っているので、SSW風味も十分感じられます。

基本的には弾き語りを中心にしたものですが、そこにリコーダーやバイオリンが入ったり、中にはリズム隊がつくフォークロック的な作品もあります。最後の曲にはピアノやストリングスも。弾き語りオンリーだと、アルバム一枚は「キツイ!」という方も、このアレンジなら多分いけると思います。変なトラッド臭もありませんしね。

トラッドのA1、A2、A4は良い出来で、なかなか聴かせてくれます。特にA4での繊細な唄いまわしはお見事。リコーダーが絡むA2の哀愁度も魅力的。異色なのはA3で、エレキギターやドラムが入るフォークロックスタイルでがスローでちょっとへヴィ。まさに重厚といった雰囲気が素晴らしいと思います。A6はもう超有名曲ですね。弾き語りにリコーダーが絡む感動的なカバーです。

B1はBrewer/Shipleyのカバー(原曲は未聴ですがアルバム「Tarkio」収録)、軽快なフォークロックスタイルで、溌剌とした歌唱は素晴らしい出来。B3は同じアイルランド出身のSSWJonathan Kellyのカバー(アルバム「TWICE AROUND THE HOUSES」に収録)で、その美しいメロディー、彼の優しいヴォーカル、ドリーミーなアレンジがとっても魅力的。

B4はカントリーロックマナーのエレキギターが魅力的なJackson C. Frankのカバー。B5はLeonard Cohenのカバー(アルバム「The Songs of Leonard Cohen」収録)で、繊細で叙情的な表現力(アレンジ、歌唱)が素晴らしい。B6はちょっと異色で、John Denverがアルバム「Poems, Prayers, and Promises(詩と祈りと誓い)」で採りあげた曲のカバー。ストリングスとピアノ、女性コーラスが印象的なゴスペルです。

本作はしみじみとしたとっても味わい深い作品だと思います。久し振りに聴きましたが、「こんな良い作品だったけ?」と、ちょっとビックリしてしまいました。手持ちのプライスガイドでは25ポンド。ユニオンとかで出てきても高くはありませんので、もし遭遇したら、救出してあげて下さい。SSWファンなら持っていて損はないでしょう。

なお、本作は、アイルランドPolydorのオリジナルLP:Jim McCANN/「Streets Of London」と同内容ですので、お間違いのないよう気をつけて下さい。あと、本作と同じジャケで、収録曲が若干違った内容のアルバムが存在しますが、そちらもアイルランドで出たものと思われます。ちょっとややこしいですね、こちらをご参照下さい

アナログが聴けない方は、CDが出ています、メチャ高いですが・・・
重複曲がありますので、2枚のアルバムとアルバム未収録曲が、うまく一枚のCDに収められていて便利だと思います。


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