♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

英国SSWやフォーク・ロックの原盤レビュー&レコハン日記中心のブログです

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2007年収穫アナログベスト10発表

1 Gothic Horizon/Tomorrow's Another Day
2 Brian Cookman/Jack's Return Home
3 Foggy/Simple Gifts
4 Gay & Terry Woods/Backwoods
5 Andy Roberts And Great Stampede/Same
6 Christopher Neil/Where I Belong
7 Lanzon & Husband/ Nostalgia
8 Duffy Power/Innovations
9 Keef Hartley Band/The Time Is Near
10 Idle Race/Birthday Party
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Brian Cookman/「Jack's Return Home」

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●Brian Cookman/「Jack's Return Home」 (1986年 英原盤LP MUMMER MUMRV002)
A1. The hiring, 1919
A2. Ploughboy
A3. Before you've gone
A4. Streets of the city
A5. Hard times

B1. Man overboard
B2. Adult games
B3. Jack's return home
B4. Flatlands
B5. Coming home

素晴らしすぎるSSWモノ!! 超オススメ!!

Brian CookmanはDawnレーベルからアルバムを一枚(「GREATEST HITS, VOL. 3」 1972年)出したBronx Cheerの中心人物で、ギター、ヴォーカル、作曲を担当していた人物。Bronx Cheer、僕はコンピCDで1曲:「Hold On To Me」しか保有していないけど。(^^;

名作「GRINNIN'」を1981年に1stアルバムとして出していて、本作は彼の2ndアルバムになります。レコードの内袋に貼ってあった小さな紙(写真参照)に、”当初カセットテープで発売され、それがレコード化されたもの”と書いてありました。当時このレコを輸入して販売したレコード屋さんが書いたものなんでしょうか?中古レコ買って、こういうのに出逢うと、なんかそれだけで嬉しくなります。(・^0^・) で、裏ジャケを読むと、本作はJack少年の物語といったコンセプトアルバムのようです。作曲は、全曲彼のペンによるもので、B5のみ共作となっています。

A1やA2はまるでトラッドのようなメロディーのバラードで、彼の味わいのある渋いヴォーカルがもう全開!!素晴らしすぎます。SSW然とした雰囲気もタマリマセン。A1には時代が時代なんでシンセサイザーが入りますが、まったくそんなことは気になりません。

A3にも時代がかったキーボードが入りますが、これもまったく気になりません。それよりも曲とヴォーカルが素晴らしすぎて、SSW好きなら即死でしょう。哀愁漂うとっても味わい深い曲です。

A4、A5はフォークロックサウンドで、今までの3曲と比べると、リズム隊が入っているのでガッツある曲調となっていて、これはこれで魅力的です。

B1は、1stでも採り上げられていた曲で、フォークロック調。ここでの彼のヴォーカルは、カッコいい!っていう表現のほうがいいでしょう。ここでもシンセサイザーが入りますが、マンドリンと彼のギターと上手く共存していて良い雰囲気です。ホント素晴らしい曲です。

B2、B3、B4、B5は、まさにSSWもの!といった素晴らしい曲です。すべてが味わい深い出来。特にB4の泣ける哀愁たっぷりのメロディーには感動するしかありません。超名曲です!ヴォーカルや曲調から優しさが溢れるB5も、ラストを飾るに相応しい名曲でしょう。

このレコですが、ユニオン新宿でのSSWやフォークロックの廃盤セールのあった翌々日に行ったら、売れ残っていたんです、たったの840円で!! これって、検索してみましたが、海外のサイトでも売ってないし、結構レアなんですね。1986年といった比較的新しい作品でも自主制作盤みたいなものだから、”タマ”が少ないんでしょう。しかし、ユニオンに処分した人は、多分200円か300円だったでしょうね、買い取り価格は。

買ってから一ヶ月くらい聴いてなかったのですが(苦笑)、今日聴いたら、あまりにも素晴らしい出来なので、早速ブログに採り上げた次第なんです。今年のベスト10入り決定盤!!1位にしてもいい位です!!

Gothic Horizon/「Tomorrow's Another Day」

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●Gothic Horizon/「Tomorrow's Another Day」 (1972年 英原盤LP ARGO ZDA150)
A1. Thyme and Tied (Simmons)
A2. Sydney's Wharf (Simmons)
A3. Beverley's Song (Simmons)
A4. Baby, You Make the Sunshine (Desmond)
A5. Lament (Simmons)
A6. Sunny Day Parable (Desmond)

B1. Song No.1 (Simmons)
B2. Girl with Guitar (Simmons)
B3. If You Can Smile (Desmond)
B4. Jefferson James (Simmons)
B5. Thoughts (Desmond)
B6. Tomorrow's Another Day (Desmond)

本作は、アンディ・デズモンドとリチャード・ギャレットによる英国フォーク・デュオ:Gothic Horizonの2ndアルバム。メロトロンがフューチャーされた1stアルバムはドラムレスの、いわゆるドリーミー・フォーク系のもので、佳作でしたが、本作はそれ以上に素晴らしい内容です。

全曲ではないけれどドラムスを導入し、サウンドにメリハリがついて、ロック寄りのサウンドになりました。また、英国的な翳りのあるストリングスやブラス・セクションが取り入れられたことにより、ドラマティックで、豊潤なサウンドに変化したのも、大きな特徴でしょう。

本作で大活躍しているのは、アコギとハーモニカでA3に参加しているMike Simmons。7曲を作曲しており、印象に残る美しいメロディーは最高の出来。

ストリングスとブラス・セクションが印象的なA1は、ドラマティックで叙情的なフォークロック作品で、僕は一発でやられました。で、美しいメロディーと言ったら、A5とB1でしょう。前者はピアノだけの伴奏で、美しいメロディーが際立っています。後者は本作で僕が一番好きな曲。こちらもピアノが中心ですがリズム隊とストリングスがついています。叙情的で美しいメロディーは絶品です。

A2もドラマティックですが、ちょっとアシッド臭がする曲でとても魅力的。A3は繊細で牧歌的な英国フォーク。フルートの入ったA4のようなドリーミー・フォークは前作から踏襲されたものでしょうが、出来はこちらに軍配。A6はエレキギターが大々的にフューチャーされたフォークロック作品で、前半はアコースティックサウンドですが、後半は結構ドラマティック。

B2もカントリーフレイバーが感じられるドリーミー・フォーク。B3は彼等流のロックンロールとでも言いましょうか、B4は2人のヴォーカルの息がピッタリとあったしっとりフォーク。ストリングスを入れたドリーミー・フォークのB5は、ため息が出るほど美しい作品で、最後のB6は、その静と動が印象的な組み曲風の大作。

本作は激レア盤と言われますが、4、5回ユニオンで見掛けてますので、”激”を付けるほどではないでしょう。レア盤の中には内容が伴わないものも結構ありますが、本作は違います。僕が自信をもってオススメします。インチキCDですが、CD化されています。

Roger Cook/「Alright」

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●Roger Cook/「Alright」 (1976年 英原盤LP Polydor 2383 357)
A1. swimmin' in a sea of trouble
A2. please get my name right
A3. beautiful memories
A4. long ago and long away
A5. long after

B1. here comes our love song
B2. what a funny way to fall in love
B3. chances are we're gonna stay together
B4. dirty little devil
B5. vietnam baby
B6. alright

musicians:
Madeline Bell, Hugh Burns, Doreen and Irene Chanter,
Ray Glynn, Herbie Flowers, Mike Moran

Roger Cookは、クック&グリーナウェイのコンビで名曲を書いたソングライターとして、またブルー・ミンクのメンバーとしても知られるている英国人ミュージシャン。

本作はソロアルバム4作目(コロンビアからの1stは未聴)。本作直前の3rd(1973年)は悪い作品じゃないけど、SSWを意識しすぎてしまい、彼本来のポップフィーリングが十分に発揮されなかったような印象を受けます。

しかし、本作は、ポップなメロディー、グッドフィーリングなメロディー、心温まるメロディー、美しいメロディー、泣けるメロディー、ノスタルジックなメロディー満載の素晴らしい「英国POP系SSW作品」となりました。本作も全曲彼のペンによるもの(Herbie Flowersとの共作3曲含む)。

甘く美しいメロディーのA2、素敵なポップソングのA3、AORファンうけしそうなA5、思わず口ずさんでしまう親しみ易いB1あたりが印象に残りますが、もちろん他の曲も良い曲ばかりで、誰が聴いても、歌モノが好きな方ならきっとお気に入りの一枚になるでしょう。素晴らしい!って言うか、素敵なアルバムです。

実はこのアルバム、以前、破れとウォーターダメージでボロボロのジャケ&盤質の良くないアメ盤LPを315円で購入しました。一回聴いたんですが、あまりにも醜いジャケのせいか、その後は聴かずに処分してしまいました。で、最近になって、値段は4倍ちょっとしましたが、が美しい英原盤LPをゲットしたのです。

9月にこのブログを読んで、買い戻したくなっていたんです。A3:Beautiful Memoriesって、どんな曲だろう?ってね。で、聴いてみたら、まさに「素敵!!」って表現がピッタリのポップソングでした。素晴らしい出来!!

注:ネットで調べたら、アメ盤は12曲収録で、英国盤より1曲多いらしい。アメ盤も捨てたモンじゃないですね。でも、ジャケの美しさでは、コーティングジャケの英国盤の圧勝です。

Chris Youlden/「Citychild」

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●Chris Youlden/「Citychild」 (1974年 英原盤LP DERAM SML1112)
A1. Conjure Wife
A2. Born And Raised In The City
A3. The Morning Light
A4. Keep Your Lamp Lit
A5. Little Cog In A Big Wheel

B1. Peace Of Mind
B2. Walking The Streets Again
B3. Walking The Streets Again
B4. Love And Pain
B5. It Ain't For Real

all titles written and produced by Chris Youlden(Vo)

musicians:
Derek Griffiths (from Artwoods and Mike Cotton Sound):guitars
Jack Mills (of Brian Auger's Oblivion Express):guitars
Pete Wingfield (of Jellybread):keyboards
Rosco Gee:bass   Bruce Rowland:drums
Nick Newell:saxes   Mike Cotton:trumpet  &  Others

英国ブルーアイドソウルの隠れた名盤!!

Chris Youldenは1967年から1970年まで、英ブルーズロックバンドSavoy Brownにヴォーカリストとして在籍。黒いヴォーカルはもちろんのこと、作曲面でもその存在を示したのは、僕が説明するまでもないでしょう。

1stソロアルバムは1973年の「Nowhere Road」。残念ながら、僕は悲しきアメ盤で所有(泣)。で、本作が翌年に出た2ndアルバムとなります。1stの英原盤も見掛けませんが、それ以上に見掛けないのが本作の英原盤。でも、CD化されてるし、アメ盤LPならそこら辺に結構転がってますので、音だけは簡単に聴けます。

彼の黒くて艶のあるヴォーカルは最高にカッコいいと思います。ソングライティングもお見事。アルバム全体の印象は、英国ブルーアイドソウルもの。女性コーラスや管楽器を導入し、黒さを倍増。ブルージーで、ファンキーで、ソウルフルで、グルーヴィー。ちょっとメロウで、ちょっとシティ風の感触が隠し味か。

黒いA1、A2、A5あたりは本当にカッコいいし、上で触れた隠し味が効いた、守備範囲の広いAORファンにも受け入れらそうなA3、A4、B3、B5も良い出来。

B4のようなスローブルーズもあるし、B1、B2のように、英国スワンプと言いたくなるようなアーシーな雰囲気の曲もあって、アルバム丸々一枚が英国ロックファンを唸らせうような内容です。インパクトのあるジャケットも最高。

ちなみに、いつもお世話になっている通販レコード屋さんで購入させていただきました。

Ernie Graham/「Same」

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●Ernie Graham/「Same」 (1971年 日本盤LP LIBERTY-NAS1114)
A1. Sebastian (Graham)
A2. So Lonely (Graham)
A3. Sea Fever (Graham)
A4. The Girl That Turned The Lever (Graham)

B1. For A Little While (Graham)
B2. Blues To Snowy (Graham)
B3. Don't Want Me Round You (Graham)
B4. Belfast (Graham)

Ernie Graham (guitar,vocals), Bob Andrews (organ,accordion,guitar,piano,harmonies),
Ian Gomm (guitar, harmonies), Nick Lowe (bass, harmonies), Billy Rankin (drums),
Brinsley Schwarz (guitar), Ken Whaley (bass) and others

地味ではなく、滋味なんだあ!!

ネタ切れなんで、今回はこれ(苦笑)。私が所有しているのは、日本盤LP(汗)。吉祥寺にあったレコード店:芽瑠璃堂(現在は通販サイト復活)が企画して、81年に発売されたものって話を聞いた事があります。あと、歌詞カードや解説、帯は、もともと付いていなかったとも。

英国アーシー系、英国スワンプ系SSWものの最高峰でしょう。このブログで紹介するまでもないくらいの知名度ですね。哀愁が漂う、いぶし銀で渋い、とっても味わい深い作品です。

僕も持ってますが、79年のシングル「Romeo & The Lonely GirlとOnly Time Will Tell」がボートラで収録されたCDも発売されていますので、未聴の方は是非CDで聴いてみて下さい。原盤は、状態にもよりますが、3万円前後くらいでしょうか?ちょっと手が届かない値段になってしまってます。それだけ人気があるということでしょうね。

彼は、Eire Apparent(サイケ)、(本作のソロ活動を挟んで)Help Yourself(パブロック)、Clancy(ファンキーロック)と、バンドの経験もある訳ですが、やはり唯一のソロアルバムである本作が、最重要作であり、最高傑作でしょう。本作にはHelp YourselfやBrinsley Schwarzのメンバー達が参加しており、アーシーで味わい深いサウンドを奏でています。

最初に聴いた時は、まったくピンときませんでした、地味すぎて(笑)。一回目でその良さが分かった人は、相当な耳の持ち主だと思います。僕は何度か聴いていくうちに、じわじわと効き始め、やっとその素晴らしさが理解できるようになりました。

A1. Sebastian、今では本作で一番好きな曲なんですが、最初聴いた時は・・・・・  こんなに地味でテンポの遅い曲をTOPに置くというのは、逆になかなかプログレッシブなのでは?、なんて今となっては考えたりもします(笑)。これほど味わい深い歌って、なかなかないと思います。時間が重くゆっくりと流れていき、その世界にぐいぐいと惹きこまれて行きます。

A2のレイドバック感はホント心地いいですね。アーシー系SSWファンのツボ的な曲でしょう。 冬の厳しい海を想起させるA3は、物哀しいスローバラードで、感動モノです。A4は、本作の中では、ポップなメロディーやハーモニーが入った曲で、とっても魅力的。

B1はギターのオブリも素晴らしいレイドバックしたパブロック的な作品。これもアーシー系SSWファンならツボでしょう。B3も同系統の作品で、これらは彼の魅力や持ち味を一番表していると思います。これらには印象的なコーラスが入っていて、メロディーも親しみ易いものです。

B2は彼流のブルーズか?ちょっとストレンジな曲。ラストのB4は、彼の故郷、北アイルランドの首都をタイトルにした曲。バイオリンが入ったトラッド的なメロディーが印象的で、演奏も曲調も力強く、まさにトラッドロック的。

拙者の稚拙なレビューなんか不要でしょう。全SSWファン必聴の歴史的傑作です。

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