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♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

英国SSWやフォーク・ロックの原盤レビュー&レコハン日記中心のブログです

Fergus/「Same Title」

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●Fergus/「Same Title」 (1978年 英原盤LP RONDERCREST ROND LP1)  
Side-A
1. Foot-loose and fancy free
2. Hello
3 .Currents of your ways
4. My room
5. Me and my mate dice
6. Open sesame

Side-B
1. Indian Daughter
2. Blue-eyed boy
3. Look in my eyes
4. 9 to 5
5. Avalon
6. Gotcha now

●Fergus/ A:Hello  B:The wrong  (1977年 英原盤45RPM Paladin PAL5015)  

”胸キュンもの”の知られざる秘宝盤!!

Fergusには、 Canadian FergusとBritish Fergusがいるので、海外通販を利用する時には注意が必要です。前者はCAPITOLからレコードを出しているカナダのシンガーのようですが、ここで採りあげるのはもちろん後者のFergusで、自主制作アルバムしか残していないと思われる謎の英国ポップ系SSWです。

但し、シングルの「Hello」、「Gotcha Now」、「INDAN DAUGHTER」のレーベルはPaladinで、僕が所有する「Hello」にはdistributed by pyeと表記されています。Paladinで数曲発表したシングルを、自主制作で一枚のアルバムにまとめたのかも知れないですね。あくまでも推測ですが。

本作も以前、ライター藤崎登氏に聴かせてもらい気に入ったアルバム。自主制作盤のため、なかなか見つからなかったけど、数年前ようやくヤフオクで遭遇し、白熱した競り合いの末、何とか落とした一枚なんです。アルバム+オマケのシングル(B面がアルバム未収録曲でこれがPOPで最高なんです)で、7,500円くらいでした。

その後、自分のものより状態の悪いものを、2,500円くらいで海外通販で入手し、ヤフオクで4,500円くらいで処分、なんて思い出話もあります。で、熱心には調べてないけど、店頭ではお目に掛かったことは一度もないし、上記のようにネットで2回だけ出逢っただけなので、結構レアなんだと思います。ただ、シングルは検索すると結構簡単に引っ掛かるので、容易に購入できます。

本作は、英国ポップ系SSWものの中では間違いなく最高の部類に入る、素晴らしい内容。自主制作盤にありがちな、”しょぼさ”はまったく感じられず、サウンドは極上です。

内容的には、フォーク(トラッドベースではなくもっとドリーミーな感じのポップ・フォーク)と英国ポップに影響されたSSWものと言えるでしょう。ほとんどの曲ではバックがついていて、弦や管も入り、キャッチーなもの、哀愁たっぷりなもの、心ときめくポップなもの、ドリーミーなもの、フォーキーなもの、結構多彩です。

中年の僕にとっては遠い過去の記憶ですが、誰もが経験した”青春の切なさ、甘酸っぱさ、瑞々しさ”を感じることができます。また、聴いていると、夢心地な気分にさせてくれて、そのドリーミーな感じが何とも魅力的なんです。曲調やアレンジもそうなんですが、甲高い中性的な声質も”青さ”を助長しているのでしょうね。メロディもアレンジもキャッチーで非常に親しみのやすく、一回聴くと頭から離れません。

すべて素晴らしい曲なんですが、特にA-2.Helloは、永遠の”青い”名曲。A-6. Open sesame、B-1.Indian Daughterのドリーミーさは絶品です。
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COLIN HARE JAPAN TOUR 2008

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◆COLIN HARE JAPAN TOUR 2008◆

元ハニーバスのメンバーにして、伝説の英国シンガー・ソングライター
コリン・ヘア、まさかの来日公演決定!!

TOUR MEMBERS:
DUNCAN MAITLAND (Guitar)
JOHN WIGG (Voilin, Mandolin, Low Whistle, Blues Harp, Guitar)

凄いですねえ、まさかの来日公演です!!

先月のレココレで告知されてましたが、「詳細は後日」になっていました。先日友人がエアメールのサイトで、チケットが発売されていることを発見し、僕の分も一緒にオーダーしてくれました(Nさん、深謝です)。

71年にリリースされた1stソロ・アルバム『マーチ・ヘア』は誰もが認める傑作でしたが、その後は続かず、2ndが出たのはなんと33年振りの2004年でした。友人から音源を頂いて持っているのですが、声はさすがに歳をとって渋くなりましたが、内容はなかなかなものでした。

そして、2005年には3rdも発表しました。これらの2ndと3rdはエアメールレコーディングスから紙ジャケで国内盤が発売されましたので、無くならないうちに僕も購入しようかなあと考え中です。

デイヴ・ルイス、アンディ・ロバーツ、イアン・マシューズ、ヴァシュティ・バニヤンも見れたし、今度はコリンヘアなんて、ホント幸せです。僕が大好きなラビリンスもののアーティストも還暦前後の年齢の人がほとんどだと思いますので、健康なうちに一人でも多くのアーティストに来日して欲しいですねえ。

ラブ・ノークス、来日してもらいたいなあ・・・・・

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