♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

英国SSWやフォーク・ロックの原盤レビュー&レコハン日記中心のブログです

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Bob and Carole Pegg/「He Came From the Mountains」

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●Bob and Carole Pegg/「He Came From the Mountains」  (1971年 英原盤LP Trailer LER 3016)
Side A
1.Rise up Jock (Pegg)
2.The Scorpion Departs but Never Returns (Phil Ochs)
3.Lord of the Dance (Sydney Carter)
4.He Came from the Mountains (Pegg)

Side B
1.Love Song No 2 (Pegg)
2.Jimmy’s Letters (Pegg)
3.Angeline (Pegg)
4.Susan’s Song (Pegg)

本作はMr Fox解散後の作品だと、日本ではずっと思われてきたようですが、ヴィニールジャパンでのCD化の際に行われたBobへのインタビューで、実は69年の録音で、Mr Fox結成前の作品ということが判明しました。発売まで約2年間眠っていて、発売が71年になってしまったので、間違われたんでしょうね。Producerは、Bill Leader。

Mr Foxはバンド形態(もちろんBob and Caroleの夫婦が主役)で、アルバムを2枚発表しましたが、アシッド臭がしたり、プログレ風味もあったりで、英フォークファンより、英ロックファンやプログレファンに人気があった訳ですが、本作はもっともっと彼らの出自であるフォーク寄りの作品です。

A-1はMr Foxのメンバー全員で録音された曲で、Peggの作ったメロディーはトラッドの影響が大きく魅力的で、アコーディオンの入ったトラッドロック的な演奏も素晴らしく、とってもいい曲です。A-2はPhil Ochsの曲で、Bobの叙情的歌唱とアシッド臭のあるアレンジが効果的。

A-3はSydney Carter作の超有名曲。ドノヴァンも採りあげているほどで、多くのトラッド系ミュージシャンも演っています。で、本作のバージョンは、トラッドロック的で、Sydney Carterが絶賛したというほどの素晴らしい出来。A-4のタイトル曲は、Caroleのリードヴォーカルで、フォーキーな作品。

本作ではB-1が一番のお気に入り。トラッド的なメロディーで、SSW的な雰囲気もあって(Caroleのコーラスも無い)、素晴らしい曲だと思います。最高!! B-2は、伴奏は笛(山岳地帯から聞こえてきそうな感じの音色)だけで、あとはCaroleの歌のみといったフォーク作品。彼女の歌唱は技巧派のトラッドシンガーに比べたら下手なんでしょうが、逆にそれだからこそ、ロックファンにも受け入れられるのでしょうね。

B-3はマンドリンとフィドルが入り英カントリーソングといった趣き。楽しそうに2人で歌う姿が目に浮かびます。B-4はCaroleがリードヴォーカルをとる壮大なバラードナンバー。トラッド的な作品ではないので、Caroleのヴォーカルがより映えるし、なんと言ってもシンプルなアレンジとメロディーが魅力的です。

ちなみにこの盤ですが、赤と黄色のレーベルが存在しますが、赤がオリジナルになりますので、ご購入の際はお間違いのないようにしてください。

先週、中古CD(帯は付いていませんでしたが)に遭遇したら、たったの630円!! 原盤を所有しているのに、買ってしまいました。救出ってやつですね(笑)。無駄遣いかなあ?と思ったのですが、630円で、Bobのインタビューが読めて、気軽に聞けるようになった訳で、いい買い物だったということにしておきましょう。
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Deke O'Brien/「Nightbus」 

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●Deke O'Brien/「Nightbus」  (1976年 愛蘭原盤LP MULLIGAN LUN003)
Side A
1.Deep Feeling (O'Brien)
2.Out On Main Street (Ryan)
3.I've Been Losing (O'Brien)
4.I Got Burned (O'Brien)
5.The City's Alright (O'Brien)

Side B
1.Face Down in the Meadow (Hopkins)
2.Heartbreaker (O'Brien)
3. On Your Way Home (Demmick)
4.Sing Harmony (O'Brien)
5.I'm Comin' Home (O'Brien)

Lineup:
Deke O'Brien - guitar & vocals
Brendan Bonass - guitar   Mick Molloy - guitar   Bobby Kelly - guitar
Fi Tench - piano   Brian Masterson - bass   Robbie Brennan - drums
Donal Lunny - bouzouki

Deke O'Brienは、アイルランド出身で、Bees Make Honey(1973年「Music Every Night」:恥ずかしながら未聴)のメンバーとして活躍した後に発表された本作が、初のソロアルバムになります。アルバムとしては唯一の作品だと思われます。

本作は、”隠れたパブロックの名盤”でしょう。もちろんSSWものとしても楽しめます。雑誌やネットで紹介されることは、ほとんどないので、その存在すらあまり知られていないのではと思います。

A-1、2、5のようなご機嫌なパブロックナンバーは、その手が好きな方には堪らないことでしょう。トップ曲に相応しいキャッチーで土臭いA-1は、特に素晴らしいと思います。

心に染みるバラードA-3もいいですねえ。A-4は黒いファンキーチューン、これはこれでアクセントになっていてカッコいいです。

B-1は、米西海岸風味が入ったちょっとメロウなフォークロックナンバーで素敵な曲です。シングルになったのも納得の曲。B-2はちょっとブルージーなバラードで、ちょっとメロウなメロディラインが見え隠れするところが魅力的です。

B-3は、遅れてBees Make Honeyに参加したRod Demick(Demick and Armstrong)の作品。間奏のクラリネットが印象的な軽快で土臭いフォークロックナンバー。

B-4はちょっとヘヴィーなバラードで、メロディーもよく、サビでのその高揚感が素晴らしいと思います。B-5は少しトラッドの雰囲気が入った曲で、最後を飾るに相応しい懐の深い土臭い曲です。こういった”土臭い懐が深い系”の曲って、Myツボなんですよねえ。シビレマス。

本作は結構レアでなかなか見掛けませんが、あればそんなに高くないと思いますので、是非ご賞味くださいませ。

※Discography
7" 1976年 Nightbus:Face Down in the Meadow / Sweet Tastin' Moonshine
7" 1976年 Nightbus: Sing Harmony / I'm Comin' Home
LP 1976年 Deke O'Brien:「Nightbus」
7" 1980年 Deke O'Brien & Sneeker:Wasted / Cool Of The Night
LP 1981年 v/a :「Vinyl Verdict」  tracks: In Too Deep

Harvey Andrews/「Please And Faces」

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●Harvey Andrews/「Please And Faces」 (1970年 英原盤LP Nova SDN 9)
Side A
1.Boothferry Bridge
2.Dancing Laughing Eyes
3.The Party
4.My Lady's Pleasure
5.Seagull
6.Aston Hall
7.City Dweller
8.England My England

Side B
1.Pam
2.Peter
3.Chris
4.Joe
5.David
6.Hans

Arrangement and musical direction by Tony Cox;
Producer: Ioan Allen;
Recording engineers: Derek Varnals, Peter Rynston, Robin Cabel;
Cover photography: David Wedgbury

Musicians
Harvey Andrews, vocals, acoustic guitar;
Alan Hawkshaw, Phil Dennis, pianos;
Vick Flick, lead guitar;
Dave Pegg, bass guitar;
Tony Carr, Roy Webster, percussion;
Ronnie Stephenson, drums;
Alec Firman, Sid Margo, violins;
Bernard Davis, Stephen Shingles, violas;
Bram Martin, Francis Gabarro, cellos;
George Crozier, David Sandemann, Jack Ellory, Chris Taylor, flutes;
Stan Smith, oboe;
Tom Kelly, clarinet;
Robert Bourton, bassoon;
Denis Clift, trumpet;
John Leach, cymbalum

Harvey Andrewsは、今でも現役で活躍している英国のSSW。風貌に似合わない美声と甘酸っぱい美メロが、彼の特長だ。65年にトランスアトランティックからEPでデビューしましたが、アルバムデビューとなると、それから5年後の本作ということなります。

A1に針を落とすと、美しい声、メロディアスな楽曲、そして木管楽器の美しい響き、もう1曲目から彼の世界に魅了されます。本当に素晴らしい曲。A2になると幾分ポップになり、親しみを覚えます。

A面にはなんと8曲も収録されているのですが、すべての曲がポップで美しく、その瑞々しさと言ったらもう凄いです。弦楽器、木管/管楽器等が効果的で、感動を倍増させます。A5やA8もホント美しい名曲で、もっともっと長く聴いていたいものです。

次にB面に行くと、今度は6曲収録。しかも曲名はすべて人名。それぞれの人の一生を歌ったのでしょうか? 英語力の無い僕には真相はわかりませんが・・・。

で、その内容ですが、ホント素晴らしいのです、A面とはちょっと趣きが違うのですが。B面は、少しだけプログレの香りがすると思います(難解さはありません)。それは、大人数による弦楽器や木管/管楽器のアレンジに負うところと、あとはA面よりほんの少しだけPOP色が薄れた楽曲によるのではないでしょうか。ただ、B面でもメロディアスで美しいソングライティングは健在で、すべてが良い曲だらけです。

A面は素敵な小品の集まりで、B面は人の一生を歌ったコンセプトアルバムといったところでしょうか、ちょっと大袈裟な表現ですかね?(苦笑)。

まあ、どちらの面でも、美しさ、瑞々しさ、甘酸っぱさ等々、彼の魅力は存分に味わえます。こんなに素敵なアルバムなのに、残念ながらCD化はされておりません。

美しく、そして瑞々しい彼のデビューアルバムを是非聴いて欲しい!

Hunter Muskett/「ST」

Hunter Muskett

●Hunter Muskett/「ST」 (1973年 英原盤LP Bradleys BRADL 1003)
Side A
1.John Blair
2.When I'm Not Around
3.She Takes The Wine
4.Rosie

Side B
1.Back In Your Youth
2.Silver Coin
3.Magician
4.Laze Around All Day
5.By & By

男性3人組みのフォークグループHunter Muskettは、まさに英国フォーク!といった内容の1stアルバムを英デッカのNOVAに残し、その後、ベーシストを加入させ4人組となり、プロデューサーにキース・レルフを迎え制作したのが本作で、彼らの2ndアルバムとなります。

ドラマーとして、マイク・ジャイルズが参加しているのも見逃せないところで、リズム隊の参加により、前作とは違い、ロック色が出てきていて、フォークというよりは、アコギの響きが印象的な(エレキも効果的に使われてますが)フォーク・ロックといった趣きの作品となりました。月並みな表現ですが、端正でクラシカルな雰囲気と、美メロが印象的です。ジャケの雰囲気そのまんまで、品格が高いといった感じを受けます。

僕が一番好きなのは、叙情的でとっても美しいフォーク・ロック・ナンバーのA1。針を落とした瞬間にやられました。トップにはこの曲しかないでしょう。A2もどこまでも美しいし、ゆったりとしたA3も良い出来。A4はピアノが印象的なバラードで、しっとりとした風情が素晴らしい。

B1もトップに相応しいフォーク・ロック作品で、ストリングスがその叙情性を更に高めています。B2はアコギの響きが美しい美メロフォークで、B3はトラッド的フォーク。B4にはドラムスが加わり、ロックンロール色が強くなりますが、間奏は結構壮大な感じになり、なかなか美しい構成の曲となっています。最後のB5は美しい小品。

1stの原盤は5万円でも難しいかも知れませんが、本作はその1/10程度でゲット可能です。うるさいフォークファンなら1stでしょうが、ロックファンには本作のほうが、しっくりとくる事でしょう。怪しいレーベルですが、CD化もされています。

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