♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

英国SSWやフォーク・ロックの原盤レビュー&レコハン日記中心のブログです

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Wizz Jones/「Magical Flight」

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●Wizz Jones/「Magical Flight」 (1977年 英原盤LP Plant Life PLR009)

SIDE-A
1. Pictures [Alan Tunbridge] (4:22)
2. Mississippi John [Wizz Jones] (1:59)
3. Old Fashioned Shotgun Wedding [Tucker Zimmerman] (4:28)
4. Song To Woody [Bob Dylan] (3:31)
5. The Topolino Song [Wizz Jones] (2:49)

SIDE-B
6. Magical Flight [Alan Tunbridge] (5:13)
7. The Valley [Derroll Adams] (5:12)
8. See How The Time Is Flying [Alan Tunbridge] (5:17)
9. Canned Music [Dan Hicks] (3:37)

Produced by Wizz Jones & Nigel Pegrum

Wizz Jones, vocals, acoustic guitar, 5-string banjo;
Maddy Prior, vocal [track 9];
Pete Berryman, acoustic guitar [tracks 1, 3, 5-6, 8-9];
Sandy Spencer, cello [tracks 1, 6, 8];
Brillo, double bass [track 5];
Bob Kerr, cornet, alto saxophone [track 9];
Rick Kemp, electric bass [tracks 1, 3, 8-9];
Nigel Pegrum, drums [tracks 1, 3, 8-9]

英国フォーク界の重鎮、Wizz Jonesのアルバム「Magical Flight」を紹介します。彼のアルバムもだいぶCD化されたので、簡単に耳にすることができるようになったのは、いいことだと思います。

僕は全部聴いた訳ではありませんが、彼のアルバム9枚聴いた中では、本作が自分の感性に一番ピッタリでした。スティーライスパンのメンバーがバックを務めた曲が結構あり、フォークロック的な要素が強いので、そんなところが自分に合っているのかと思います。僕にとっては、大大傑作アルバムです。

彼もスキッフルブームに影響され、ギターを手にしたわけですが、ルーツというべき音楽は、まずはブルーズで、英国では圧倒的な人気があった米ブルーズ歌手のビッグ・ビル・ブルーンジーに影響を受けたそうです(本格派ブルーズファンには人気がないけど)。あとは、一緒に欧州を演奏旅行したと米フォーク歌手ランブリング・ジャック・エリオットとデロール・アダムスの米フォークのようです。きっと、英国トラッドにも、影響を受けていることでしょう。

別にブルーズに影響されてるからと言っても、ブルーズ歌手のような歌を聞かせるわけではありません(まあ、ビッグ・ビル・ブルーンジー自身も、濃いブルーズ歌手ではないですし)。 彼の特長は、味わい深くて、豊潤で、まろやかで、美しいボーカル、そして、素晴らしいアコギのテクニック(デイヴィー・グレアムにも影響を受けているようです)とその音。

本作にはリズム隊がつく曲と、弾き語り曲(それに近い簡素なバックがつくものも)があり、どちらも味わい深い名曲揃いです。例によって、Alan Tunbridgeというオーストラリア在住英国人の友人が楽曲を提供しております。ちなみに「Alan Tunbridgeがいい曲を提供してくれるので、自分ではあまり曲を作る必要がない」とも彼は言っています。曲作りという観点からみても、彼にはSSWではなく、”英国フォークシンガー”という表現がピッタリだと思います。

親交のあったTucker Zimmermanのカバー「3. Old Fashioned Shotgun Wedding」が大のお気に入り。マディ・プライアとのデュエットが堪能できる「9. Canned Music」も好きだなあ。この味わい深さと言ったらホント凄い出来です。

celloの入る「1. Pictures」「6. Magical Flight」「8. See How The Time Is Flying 」の美しさには、もう感動するしかありません。豊潤な時間、夢心地な時間、そんな素敵な時間を過ごすことが出来ます。

ずっとCDで愛聴してきましたが、やっとeBayで原盤を、国内の店頭で出会う価格の2/3程度で落としました。しかも、サイン入り! 大好きなアルバムなので、この原盤は僕の大切な宝物です。
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Nic Jones/Noah's Ark Trap

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●Nic Jones/Noah's Ark Trap (1977年 英原盤LP Trailer LER 2091)

Side A
1. The Wanton Seed
2. Jackie Tar(インスト)
3. Ten Thousand Miles
4. Golden Glove
5. Indian Lass

Side B
1. Miles Weatherhill
2. Isle of France
3. Crockery Ware
4. Annachie Gordon

Bill Leader played triangle on Jackie Tar
Helen Watson played harmonium on The Indian Lass
Dave Burland sang on The Indian Lass
Chris Coe played bodhran on Miles Weatherhill

日本だけの表現のようですが、トラッド(あちらではFolkですよね)ものを採りあげると、コアなファンから「お前は本質を理解していない!」とか、「歌詞の意味もわからず、何だあ!」なんてお叱りを受けそうなので(苦笑)、避けてきましたが、今日はトラッドものを採りあげてみました。

本作は3rdアルバム、全曲トラッドでアレンジはNic Jones。演奏は彼のギターとフィドルで、それ以外に珍しくバックも少しついています。また、A5ではDave Burlandとのデュエットも聴けます。

A1でいきなりの感動です。A3の語り口なんてSSWのようで、その豊潤さと言ったら、感動的で、もう素晴らしいとしか表現がありません。時間が止まってしまうような感覚を覚えます。またA3と繋がっているA4も、全く同じです。

B面に針を落とすと、今度は彼独特のパーカッシブなギターが聴こえてきて、ここでの歌唱も最高に素晴らしいです。曲の終盤ではフィドルが入ってきて、パーカッシブなギターと絡み、最高のインストを聴かせてくれます。B2(スローなこの曲もSSWの佇まいが)も、B3も、B4も、何も言うことがないくらい素晴らしいです。

ホントもうアルバム全部が最高で、聴いていると、豊潤という表現は本作のためにあるような気がしてきます。何度も使ってますが、”素晴らしい”や”感動的”と表現するしか、言葉が思い付きません。ホント豊潤なんですよね。心が洗われます。

彼の歌唱って、本当に英国の宝物ですよね。例えば、ディック・ゴーハンの声質は僕にはちょっと塩辛すぎるんですが、ニック・ジョーンズのように、程よいまろやかさがある声質のほうが、僕の好みには合っているんです。理想の声質&歌唱です。

僕は英語もわからないし、トラッドについて、1曲1曲の歌詞を調べたり、出自を調べたりなんてこともしない、超いい加減な英国フォークファン(敢えてこう表現しておきます)で恐縮ですが、そんな素人の僕でも本作の素晴らしさはわかるし、感動を味わえます。

いやー、ホント凄い傑作ですね。

残念ながら、未CD化。原盤にはなかなか出逢えませんが、出逢ったら即ゲットして下さい!

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