♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

英国SSWやフォーク・ロックの原盤レビュー&レコハン日記中心のブログです

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Miller Anderson/「Bright City」

Bright City Miller Anderson
●Miller Anderson/「Bright City」 (1971年 英原盤LP DERAM SDL 3)

SIDE-A
1.Alice Mercy (To Whom It May Concern)
2.The Age Of Progress
3.Nothing In This World
4.Bright City

SIDE-B
1.Grey Broken Morning
2.High Tide, High Water
3.Shadows' Cross My Wall

Miller Anderson : vocals,acoustic,electric guiters
Mick Weaver : keyboads,organ,piano,harpsicord,congas(Keef Hartley Band)
Peter Dines : organ,Keyboads(Keef Hartley Band)
Gary Thain : bass(Keef Hartley Band)
Eric Dillon : drums
Neil Hubbard : guiter on 'High Tide, High Water'
Lynn Dobson : frute
Neil Slaven : percussion
Harold Beckett : Flugelhorn
Madelin Bell,Tracey Miller,Liza Strike : backing vocals

ずっとCDで愛聴してきましたが、この度やっと英国原盤LPをゲットしました。やはり音が別物ですね。本作は、彼のアコギとキーボードの音色がポイントだと思うのですが、原盤のアコギの音や黒いヴォーカルの生々しさは、CDでは味わえないですね。

Miller Andersonは、Keef Hartley Bandのフロントマン(ヴォーカリスト、ギタリスト、コンポーザー)で、バンド脱退後に制作したのが本作。作曲能力に長けていた彼にとって、ソロ名義の作品を作ることは、必然だったのではないでしょうか。

本作は、SSW的な優しさや繊細さと、ブルーズロック的なヘヴィネスや力強さ、その両方を併せ持った傑作アルバムです。いい意味での煮え切れなさが持ち味で、そこが何とも英国的。ジャケを眺めながら聴いていると、更に英国度が増すといった秀逸なジャケ(ゲートフォールドでフルコーティング)も素晴らしい出来です。

ファンキーで黒いA3.Nothing In This Worldや、ブルージーでへヴィーなB2.High Tide, High WaterのようなKeef Hartley Band的な作品では、彼のソウルフルなヴォーカルが堪能でき、大変魅力的ですが、SSWファンが更に嬉しいのは残りの曲でしょうね。

A1は、”Alice Mercy”と”To Whom It May Concern”で構成されていて、前者は英国的なオルガンによるイントロと、これぞ英国的といったマイナー調のくすんだAメロが最高。サビではヘヴィーにかっこよくシャウトする曲構成もお見事です。後者は、弾き語りにLynn Dobsonのフルートが絡むフォーク作で、穏やかで美しい作品。ホント素晴らしい幕開けですね。

A2.The Age Of Progressは、サビの部分にゴスペル的な女性コーラスを配して、ルーツロック色濃い作品で、その英国的な土臭さがSSWファンの心を魅了することでしょう。

A面ラストのタイトル曲A4.Bright Cityは、弾き語り中心の簡素なバッグにストリングスが絡み、その美しいメロディーと彼の優しいヴォーカルが際立つちょっと幻想的なナンバー。これももちろん素晴らしい出来で、英国SSWファンも納得でしょう。

B1.Grey Broken Morningは洗練さやメロウさが感じられ、ストリングスも女性コーラスも甘めで、ソフトロック的な雰囲気も。Harold BeckettのFlugelhornも洗練されていて、ジャケの奥の方に見える都会的な作品です。これはこれで魅力的。

最後のB3.Shadows' Cross My Wallは、彼流アシッドフォーク。彼の弾き語りにフルートやパーカッション等が加わり、心地良いアシッド感が堪能できます。

本作の後に出され、実質彼の2枚目のソロアルバム的なヘムロックの1stアルバムを最高傑作と推す評論家もいますが、SSWファンには本作のほうに魅力を感じるのではないでしょうか?いろんなタイプの曲が入っているので、散漫だと言う人もいますがジャケと内容が噛み合った英国SSWものの傑作だと僕は思います。
スポンサーサイト

Bee Gees/「Bee Gees' 1st」

!BMFvV3wCGk~$(KGrHgoH-DkEjlLly2R-BJiuh6s2lg~~_1
●Bee Gees/「Bee Gees' 1st」 (1967年 英原盤ステレオLP Polydor 583012)

SIDE-A
1. Turn Of The Century
2. Holiday
3. Red Chair Fade Away
4. One Minute Woman
5. In My Own Time
6. Every Christian Lion Hearted Man Will Show You
7. Craise Finton Kirk Royal Academy Of Arts

SIDE-B
1. New York Mining Disaster 1941
2. Cucumber Castle
3. To Love Somebody
4. I Close My Eyes
5. I Can't See Nobody
6. Please Read Me
7. Close Another Door

BARRY GIBB vcls, gtr MAURICE GIBB vcls ROBIN GIBB vcls
VINCE MELOUNEY gtr COLIN PETERSON drms

eBayで安く出ていたので、旧CDを持っていましたが、思わずビッドしてしまい、落としちゃいました。拡大版リマスターCDなんていうのも出ているようですが、原盤をゲットしたので、リマスターCDなんていうのはもう不要です。ジェケ的にも、このサイケなジャケはコーティングされた大きなサイズのものでないと、魅力も半減どころか、CDじゃ魅力ゼロですね。

僕の世代だと(1964年生まれ)、Bee Geesと言ったら、何はさておき”Saturday Night Fever”(1977年制作で、日本公開は1978年7月)。当時中坊だった僕は、ラジオのヒットチャート番組にかじりついていた頃で、彼等と言ったら、もうただのディスコの人達。

その後、映画「小さな恋のメロディ」の挿入曲”First Of May”や”Melody Fair”が彼等の曲と知りましたが、彼等をまともに聴こうとは全く思いませんでした。ディスコもサントラ曲も、どっちもロックじゃない!というのが理由だったんでしょうね。

と言うことで、ポップサイケの名盤と言われている、英国での1stアルバムとなる本作を初めて聞いたのは、もう結構いい歳になってからなんです。(^^;

ポップなところ、サイケなところ、ビートルズみたいなところが混じっていて、その混ざり具合が絶妙で、そこが多くの人を惹きつけるんでしょうね。あとはもちろん、彼等の美しいコーラスワークと、兄弟で作る素晴らしい楽曲がとっても魅力的。ただ、ちょっと玉に瑕なところは、歌謡曲っぽいところがちょっとあるところかな。まあそれも”この時代ならでは”なんでしょうがね。

A3. To Love Somebodyは、Otis Reddingに唄ってもらうために書いた曲なんですね(結局彼が亡くなって録音はせれず)。素晴らしい楽曲というのを証明するかのように、カバーした人がたくさんいます。Nina Simone, Janis Joplin, P.P.Arnold, The Flying Burrito Brothers・・・・・。ソウルフルなポップ曲とでも表現すればいいのでしょうか、感動的な曲です。

友人&中学時代の後輩でミュージシャンの綿内克幸が、2年前のバースデイライブで、これまた友人&中学・高校時代の後輩でミュージシャンの山下洋と、デュエットで”To Love Somebody”をカバーしていたことを思い出します。ホント普遍的な名曲ですね。

前置きが長くなってしまい、個々の曲については書くことが出来なくなってしまいましたが、サイケなA3. Red Chair Fade Awayや、胸キュンポップのB6. Please Read Meが、僕は大好きです。まるでタックスマンのA5. In My Own Timeもロックしていてカッコいいですね。

B1. New York Mining Disaster 1941は、#14 (US); #12 (UK)のヒット曲で、A3. To Love Somebody(チャート:#17 (US), #41 (UK))同様、彼等の代表曲ですね、僕が書くまでもありませんが。

胸キュンポップサイケの定番で名作!!

Shape of the Rain/「Riley, Riley, Wood and Wagget」

shape.jpg
●Shape of the Rain/「Riley, Riley, Wood and Wagget」 (1971年 英原盤LP RCA Neon NE 07)
SIDE-A
1. Woman
2. Patterns
3. Castles
4. Wasting My Time
5. Rockfield Roll
6. Yes

SIDE-B
1. Dusty Road
2. Willowing Trees
3. I'll Be There
4. Broken Man

KEITH RILEY gtrs, vcls LEN RILEY bs
TAG WAGGETT drms BRIAN WOOD gtr, vcls

KEITHとLENのRILEY兄弟と従兄弟のBRIAN WOODにドラムスのTAG WAGGETTが加わった4人組で、60年代後半から活動したようです。本作は彼らの1stアルバムで、唯一の作品。本作には、元サイモン・デュプリーのキーボード奏者ERIC HINEが」参加しています。

ジャケ(ゲートフォールド仕様)の写真はキーフ担当で、そのセピア色で英国的な構図は、CDでは絶対に味わえない雰囲気が漂っており、芸術の域に達していると思います。コレクタブルレーベルのNEON、写真がキーフ、雰囲気抜群のジャケと、原盤はその筋のマニア間では人気となっているようです。

内容ですが、A5のようなジャズロック的なインスト小品もありますが、基本的にはフォークロック的な内容と言っていいでしょう。ただ、演奏は結構力強いバンドサウンドで、ギターポップ的でもあります。

ふんだんに使われている12弦ギターからは、米バーズからの影響が感じられるし、スライドギターからは、ほのかな土臭さも感じられます。これらのことから、本作も一種の”米国憧憬もの”と言っていいでしょう。ただ、ドリーミーな感触、ルーラル感、叙情性があるので、そのあたりには英国的なものを強く感じます。

初期米バーズサウンドにビートバンド的な味付けをしたようなA1やA2に、まずは惹きつけられます。これらはギターポップファンもツボでしょうね。スライドが入って、ちょっとレイドバックした雰囲気のA4も魅力的。ルーラルなA6、B2も彼らの持ち味でしょう。

ドリーミーなフォークロックB1は、素晴らしい逸品。叙情的でコーラスが効果的な米バーズ風のB3も最高。この2曲はポップサイケファンやソフトロックファンも要チェックでしょう。最後のB4は、まさにブリティッシュロックといった内容です。

プログレファンから見れば、プログレ色が薄い。ハードロックファンから見れば、ハードさが足りない。フォークファンから見れば、ロック的。カテゴライズという観点からだと、どこかに収めるのが難しく、非常にニッチな内容ですが、全ロックファンにアピールできる好作品だと思います。以前は頂いた音源で愛聴してきましたが、原盤を手に入れて、更にその魅力が増したように感じます。

 | HOME | 

文字サイズの変更

アクセスカウンター

Google フリー検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

プロフィール

♪Clear Day♪

最近のコメント

最近のトラックバック

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

カレンダー

02 | 2009/03 | 04
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。