♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

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John and Beverley Martyn/「Stormbringer」

john and
●John and Beverley Martyn/「Stormbringer」  (1970年 英原盤LP Island Records ILPS9113)
Side A
1.Go Out And Get It (John)
2.Can't Get The One I Want (Beverley)
3.Stormbringer ! (John)
4.Sweet Honesty (Beverley)
5.Woodstock (John)

Side B
1.John The Baptist (John)
2.The Ocean (Beverley)
3.Traffic-Light Lady (John)
4.Tomorrow Time (Beverley)
5.Would You Believe Me ? (John)

Produced by Joe Boyd.
PERSONNEL
John Martyn:Vocals, Acoustic & Electric Guitar
Beverley Martyn:Vocals, Acoustic Guitar
Paul Harris:Piano, Organ, Musical Direction, Arrangement
Levon Helm:Drums on tracks A4, B1
Harvey Brooks:Bass
Billy Mundi:Drums on track A1
Herbie Lovell:Drums on tracks A3, B5
John Simon:Harpsichord on track B4

このブログで紹介するには、John Martynはちょっとメジャーすぎるかなあ?と思ったんですが、英原盤LPをゲットしましたので、今回は名盤「Stormbringer」を紹介します。

彼は、1stがディラン的なフォークアルバムで、2ndがちょっとジャジーな雰囲気を加えたフォークアルバムで、そして本作が3作目になります。彼は1948年生まれ(グラスゴーの出身)ですから、本作を作ったのは21か22歳だった訳で、早熟と言うか、その才能にはビックリですね。しかも、この歳で既にBeverleyと結婚していた訳で二度ビックリです。

両面とも、John作の曲間に、Beverleyの作品が挟まれていて、そんなところにも若い夫婦の愛が表現されていると感じてしまうのは、ちょっと読みすぎでしょうか?でも、ホント曲の並びを見ていると、そんなことを感じちゃうんですよね。また、ジャケがとてつもなく美しく、ジャケを眺めているだけで、二人の愛情がこちらに伝わってきますよね。

あと、本作がウッドストック録音というのは有名な話です。彼らも米国に憧れ、米国での録音を選んだのでしょう。本作も所謂「イギリスのアメリカ」ものですね。米国音楽に憧れて作っているのに、でも出てくる音は、米国音楽になりきれていない英国音楽的な陰影に富んだ音。と言うことで、そっち系統が好きな方には堪らないアルバムだと思います。

A1.Go Out And Get It、本当に最高です。シビレマス!1曲目に相応しいJohn作の名曲。陰影、ほのかなアシッド臭が感じられ、メロディーも美しいフォークロックです。A2.Can't Get The One I WantはBeverley作の素晴らしいバラード。彼女声はホント美しいですね、とっても魅力的。

タイトル曲A3.Stormbringer !はピアノの調べがとても美しく、ここでも、陰影やほのかなアシッド臭がキーワード。A4.Sweet Honestyは、Beverley作のブルージーな長尺ナンバーで、これも味わい深い名曲。A面は、John作の小曲だけど印象に残るA5.Woodstockで終わります。

B1.John The BaptistはJohn作でピアノとコーラスが印象的なフォークロックナンバー。B2.The OceanはBeverley作のバラードで、幽玄な雰囲気が魅力的。B3.Traffic-Light LadyはJohn作のとっても美しい弾き語り曲で、彼らのデュエットが素晴らしく、儚い雰囲気やメロディーも格別です。

B4.Tomorrow TimeはBeverley作で、こちらも儚く美しい曲。彼女のヴォーカルに惹き込まれます。John Simonのハープシコードが効果的ですね。で、ラストはJohn作のB5.Would You Believe Me ?。浮遊感やアシッド臭、儚さや美しさが素晴らしく、これも名曲ですね。

と言うことで、捨て曲無しの大傑作だと思います。 
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