♪Clear Day♪の「英国音楽(60・70年代)が好きなんです」&「レコハン日記」

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Jim McCANN/「McCanned!」

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●Jim McCANN/「McCanned!」 (1972年 英原盤LP Polydor Folk Mill 2489053)

A1. Ploughboy Lads(Trad.arr.McCann)
A2. Sam Hall (Trad.arr.McCann)
A3. Sullivan's John(Dunne)
A4. Carroll Bawn(Trad.arr.McCann)
A5. Rainy Day (Julie Felix)
A6. Streets of London(Ralph McTell)

B1. The Light(Brewer/Shipley)
B2. Snowblind Friend(Axton)
B3. I Used To Know You(Jonathan Kelly)
B4. You Never Wanted Me(Jackson C.Frank)
B5. Hey, That's No Way to Say Goodbye(Leonard Cohen)
B6. Gospel Changes (W.Williams)

Produced by JOHN D'ARDIS at Trend Studios, Dublin
・Album credits(多分)
 Jim McCann—Arranger, Vocals, Liner Notes, Guitar (Acoustic)
 Donna Byrne—Bass
 Jerry Hughes—Guitar (Electric), Dobro, Piano
 Keith Donald—Recorder
 Luci Johnston—Vocals (Background)

Jim McCANNは、アイルランドのThe Ludlowsというフォークトリオ(♀1人、♂2人)出身のフォーク系シンガー。80年代はシンガーとして、Dublinersにも在籍していたそうです。トラッドが3曲で、他はカバー曲といった典型的な「人の褌で相撲を取る」タイプのシンガーです(笑)。しかし、歌の上手さやそのSWW的な雰囲気、そしてレアなレーベル(Folk Mill)ということも伝ってか、ラビリンス界隈ではほんのちょっと有名。

風貌から想像すると、野太い声でトラッドを男らしく歌い上げるようなタイプに感じてしまいますが、そうではありません。渋さや味もありますが、少し高めの声質です。人の褌で相撲を取るだけあって、見事な歌唱力を披露してくれます。繊細さと力強さを併せ持った味のあるシンガーと言えるでしょう。また、あたかもトラッドやカバーを自身の作品のように歌っているので、SSW風味も十分感じられます。

基本的には弾き語りを中心にしたものですが、そこにリコーダーやバイオリンが入ったり、中にはリズム隊がつくフォークロック的な作品もあります。最後の曲にはピアノやストリングスも。弾き語りオンリーだと、アルバム一枚は「キツイ!」という方も、このアレンジなら多分いけると思います。変なトラッド臭もありませんしね。

トラッドのA1、A2、A4は良い出来で、なかなか聴かせてくれます。特にA4での繊細な唄いまわしはお見事。リコーダーが絡むA2の哀愁度も魅力的。異色なのはA3で、エレキギターやドラムが入るフォークロックスタイルでがスローでちょっとへヴィ。まさに重厚といった雰囲気が素晴らしいと思います。A6はもう超有名曲ですね。弾き語りにリコーダーが絡む感動的なカバーです。

B1はBrewer/Shipleyのカバー(原曲は未聴ですがアルバム「Tarkio」収録)、軽快なフォークロックスタイルで、溌剌とした歌唱は素晴らしい出来。B3は同じアイルランド出身のSSWJonathan Kellyのカバー(アルバム「TWICE AROUND THE HOUSES」に収録)で、その美しいメロディー、彼の優しいヴォーカル、ドリーミーなアレンジがとっても魅力的。

B4はカントリーロックマナーのエレキギターが魅力的なJackson C. Frankのカバー。B5はLeonard Cohenのカバー(アルバム「The Songs of Leonard Cohen」収録)で、繊細で叙情的な表現力(アレンジ、歌唱)が素晴らしい。B6はちょっと異色で、John Denverがアルバム「Poems, Prayers, and Promises(詩と祈りと誓い)」で採りあげた曲のカバー。ストリングスとピアノ、女性コーラスが印象的なゴスペルです。

本作はしみじみとしたとっても味わい深い作品だと思います。久し振りに聴きましたが、「こんな良い作品だったけ?」と、ちょっとビックリしてしまいました。手持ちのプライスガイドでは25ポンド。ユニオンとかで出てきても高くはありませんので、もし遭遇したら、救出してあげて下さい。SSWファンなら持っていて損はないでしょう。

なお、本作は、アイルランドPolydorのオリジナルLP:Jim McCANN/「Streets Of London」と同内容ですので、お間違いのないよう気をつけて下さい。あと、本作と同じジャケで、収録曲が若干違った内容のアルバムが存在しますが、そちらもアイルランドで出たものと思われます。ちょっとややこしいですね、こちらをご参照下さい

アナログが聴けない方は、CDが出ています、メチャ高いですが・・・
重複曲がありますので、2枚のアルバムとアルバム未収録曲が、うまく一枚のCDに収められていて便利だと思います。


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